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優待の是非について 2

 前回の記事はこちらです。

 優待が個人投資家に受け入れられる一方、「業績が良く正しい資本政策と株主還元をする会社の株式を長期間保有することが有利な財産形成の手段の一つ」ということは十分認識されていません。現状では新興市場に上場した企業が株主を増やそうと思ったら、余程身近な企業かか話題になる会社でない限り株主優待で個人の注目を集めるしかないのだと思います。「優待がもらえるからという理由で手放しづらくなる」個人投資家の長期保有を促すのにも優待は有効です。
 大株主やファンダメンタルズに賭ける投資家の観点からは、優待を止めて少しでも自社株買いをし経営リソースをメイン事業に向けろという考えになると思います。同時にステークホルダーの利益を真剣に考える経営者なら、優待などではなく業績で全てを評価して欲しいはずです。
 しかしそこも考えようで、優待の実施によって少しでも株式投資に興味を持つ人が増えてくれれば、バリュー投資家にとっても手数料の引き下げなどで恩恵を受けます(現状はデイトレーダーのお陰で引き下がっていると思いますが)。また前回の記事でも言及しましたが、優待によって株主が増え上場市場が昇格していくことで価値と価格のギャップの解消されれば、正しい価値判断ができるバリュー投資家にとってはありがたいはずです。より短期間で儲けることができるのですから。

 個人的には優待の是非よりも、配当に対する課税の方が議論になるべきだと思います。銀行で受け取る金利は費用ですが、配当は法人税を払った残りですから、それから源泉徴収するのは明らかに税金の二重取りだと思うのですが。

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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