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成長の止まった高配当銘柄への投資

 リンク先のtsukimu1972さんがご自身のブログで「成長の止まった高配当銘柄への投資」というタイトルでなかなか結論が出辛い検討を試みています。

----------(引用開始)----------
A.既に高配当で成長は無いが当面安定してそうな企業
B.現在の配当は低いが成長(配当も)が期待できる企業

配当によるリターンを主目的に株式を見てくるとぶつかる疑問が、ABののどちらが良いか?ということ。
----------(引用終わり)----------

 私自身もいつも悩みの種なのですが、投資家へのリターンは理論的に「益回り+成長率」となるはずなので、単純にそれで比較するとBの方が期待できるリターンが高いケースが多いと思います。ただ、実際はその成長が永続的とは限らないので、私はAB両方を組み入れるようにしています。ただし、Aの場合は可能な限り自社株買いを継続してやってくれた方が望ましいです。利益から配当すると、それに対し税金がかかります。残念ながら配当の再投資に対する優遇税制はないため、配当を受け取るということは法人税をとられた残りの一部を分配し、さらにそれに税金がかかってきます。たとえ配当の用途が同一銘柄への再投資だとしても、税制上のメリットはありません。しかし、自社株買いをしてくれれば税金を払わずにその分持ち分を増やすのと一緒です。創通などは成長は鈍化していますが、毎年のように自社株買いをして投資家の持ち分を増やしています。日本SHLも遺族の申し出に応えて自社株買いをしました。お陰でどちらも銘柄も低成長なのに、EPSが増加しています。

 結論としては、両方を組み合わせてポートフォリオを組むべきでしょうか。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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No title

Low Growth High Yield とHigh Growth Low Yield はよく議論されていますね。私もポートフォリオ全体で一定の成長が見込めるような組み合わせを選んでいます。先のことはわかりませんし。

配当金再投資制度があると、Low Growth High Yieldでも配当利回り分株数が増加しますので(税引き後ですが)、最終効果は概ね同じになるので、やっぱりこの制度が日本に出来るといいなあ、と思います。
最近Firstradeでは出来るだけ、Low GrowthでもHigh Yieldな銘柄(例AT&T)をDRIPで行うようにしています。

Re: No title

Gonchanさん
> 配当金再投資制度があると、Low Growth High Yieldでも配当利回り分株数が増加しますので(税引き後ですが)、最終効果は概ね同じになるので、やっぱりこの制度が日本に出来るといいなあ、と思います。

同意見ですね。日本はアメリカに比べて投資家の視線での制度がかなり遅れていますよね。それ故ミスプライシングも起こりやすく、チャンスも転がっている可能性もあるのではと思います。

みなし配当

お久しぶりです。こんばんは。
自社株買いは利益剰余金の払い戻しに対して「みなし配当」として課税される(企業側で徴収)ので、全て無税ではないようですよ。

Re: みなし配当

WarCowさん

おぉ~お久しぶりです!ブログみてますよ~

> 自社株買いは利益剰余金の払い戻しに対して「みなし配当」として課税される(企業側で徴収)ので、全て無税ではないようですよ。

これは勉強不足でした。マーケットでお買い上げの時は無税のようですが、企業側で徴収される事例があるのですね。
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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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