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財布の紐

 エンジュクの保田さんがご自分のブログで「財布の紐を緩めるとトレードも緩む」と書かれていたのですが、言い得て妙だと思いました。多少の成功で財布の紐が必要以上に緩むということは、投資の判断基準もきっと甘くなっているに違いありません。
 本当に優れた投資家の方は、きっと消費にも厳しい判断を下しているはずです。もちろん、「無駄な支出を見直す」だけでなく「価値あるものには相応の対価を支払う」ことも含まれるでしょう。フィッシャーの息子さんも優れたバリュー投資家ですけど、良いものを安く買うことに情熱を傾けていますし。
 サラリーマンがそれなりに投資で資産を築くためには種銭を作るという最大の難関があります。限られた収入の中で投資資金を作るとなれば、当然支出を見直すことになります。ここをそれなりに突破した人は、実は案外投資も上手くいくのではないかと最近思っています。

 一番理想的なのは若い時に時間とお金をそれなりにかけて様々な経験をして、それが仕事に生きて本人のキャッシュフローに結びつき、それを投資に向けられることでしょうか(笑)。私は学生の頃趣味でやっていたことを仕事にしたので、そういう意味では半分成功といえるかもしれません(趣味にしていてかつ追求していくと、とんでもなくお金がかかることでしたので……)。ちなみに、何故半分かというと、需要の割りにやりたい人が多い仕事なんです。当然参入しようとする同業他人が多いため、競争原理が働き、本人の労働活動によるキャッシュフローが少ないわけです(苦笑)。

 さらに突っ込んで考えてみます。現状の支出を見直すことと、将来に向けて準備をすることは、優れた企業なら全く同じ事をしていると思うんです。 本当に優れた企業は、規模の大小や目先の利益だけではなく、将来への投資を怠りなく実施しながら平行して経費節減に取り組み、価値の高い製品やサービスを提供しているんだと思います。「財布の紐を緩めるとトレードも緩む」というのは、自分が企業に求められることをできないうちはそういった投資対象に出会うことはできないということなのかもしれません。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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