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8706極東証券:平成18年3月期 決算短信

 本日11時に8706極東証券:平成18年3月期 決算短信が開示されました。営業収益+34.8%、純営業収益+35.5%、営業利益+52.2%、経常利益+66.5%、当期純利益+29.7%と好調でした。純利益の伸びが低いのは前期の実効税率が低かったためです。希薄後EPSは108.34円、実績PERは本日の終値ベースで17.5倍となりました。

 今日の決算発表後売り込まれた理由は、おそらく開示資料の22ページに連結損益計算書の四半期推移で第4四半期の営業利益がH17年3月期4Q:1024百万円→H18年3月期4Q:966百万円と前年度比若干のマイナスになっていたことではないかと思います。第3四半期の進捗状況を見て上方修正があると考えた投資家が期待はずれで売ったのかもしれません。内容を見ると四半期純営業収益は前年度比+30%であり、営業利益の足を引っ張ったのは人件費が前期4Qで869百万円に対し今期は1479百万円と約6億円も増加しているからです。しかし、これは大部分が契約社員トレーダーに対する成功報酬だそうで(うーむ羨ましい……)、毎期4Qに計上されるようですから、成功報酬を4半期で均等割すれば実質的な第4四半期営業利益は1300~1400百万円と考えてよいと思います。
 極東証券の特徴である債券トレーディング収益も+16.3%の3118百万円で、その約70%は顧客への販売時のスプレッドと考えられますので、こちらも安定して伸びています。今後もし金利上昇となれば債券の魅力も増していくと思うので、今後も収益の重要な柱となっていくと思います。
 不動産証券化に関係する収益も絶好調ですが、来期はこれに加えてFEインベストを通じた自己投資も加算されます。なおLCP上場支援に関しては、組成にかかる収益は18年3月期、募集・売出の手数料は19年3月期に発生するようです。

 なお、19年3月期から他の証券会社と同様業績予想は開示しないそうですが、預かり資産残高の堅調な推移と収益源の多様化から、今後も緩やかな増収増益をしていくのではないかと考えています。今期の配当は記念配当も含めて通期50円ですが、来期は是非普通配で50円、配当性向35%より逆算してEPS143円(前期比+32%)を目指して欲しいですね。

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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