4Q-2019/3 8309三井住友トラストHD
8309三井住友トラストHDから「2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」「20198 年3月期決算説明資料」「自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第 459 条第 1 項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得及び会社法第 178 条の規定に基づく自己株式の消却)」がリリースされています。
銀行はバランスシートや損益計算書が読みにくいし、景気・金利動向・金融政策に業績が大きく左右され、安定成長が難しい業種だと認識しており、銀行株への投資は非常に難しいと思っています。増して信託銀行となると業容の幅が広すぎて、個人投資家がとても把握しきれるものではありません。
この銘柄はダイヤモンド・ザイの「銀行株の業績&配当査定」という特集で、マイナス金利の影響を受けて銀行の収益に影響が出るのではないかとの懸念から銀行株が売られており、高配当利回りの銘柄が多く発生しているので、投資妙味があるのではないかという内容を見て購入しました。三井住友信託銀行を傘下に持ってますので、当然国内屈指の金融機関ですが、最大の特徴は手数料収入の比率が高いことです。また、貸出関連のビジネスも信用力の高い顧客を確保し、メガバンクと比較して低い貸倒確率のようです。
私が2016年3月に購入して以降、配当金が横ばいという切ない結果になっていますが、長年の沈黙を破りついに増配です。高配当に加えて自己株式の取得も行っています。
【三井住友トラストHD:配当金の推移】
2012/3 85(8.50)
2013/3 90(9.00)
2014/3 100(10.00)
2015/3 120(12.00)
2016/3 130(13.00)
-----2016/10 10:1株式併合
2017/3 130(6.5中間、65期末)
2018/3 130
2019/3 130予→140
2020/3 150予
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