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九州電力、初の出力制御を実施

 ついに来ました。インフラファンドホルダーを震撼させた出力制御です。以下、NHK NEWS WEBからの転載です。
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九州電力 あす初の出力制御 太陽光発電など一時的に停止
2018年10月12日 16時36分

九州電力は、電力の供給が需要を上回り需給のバランスが崩れ、大規模な停電につながるおそれがあるとして、13日、全国で初めて、太陽光発電を一時的に停止させる「出力制御」を実施することになりました。
九州電力によりますと、13日の九州地方は天候がよく、太陽光の発電量が増える一方、冷房の利用や工場の稼働などが減って、日中のピーク時には供給が需要を43万キロワット上回ることが予想されるとしています。
このため、電力の需給バランスが崩れ、大規模な停電のおそれがあるとして、太陽光発電の一部の事業者に一時的に発電の停止を求める「出力制御」を、離島以外では、全国で初めて実施することを発表しました。
太陽光発電の出力を制御するのは、13日午前9時から午後4時にかけてで、福岡や大分など合わせて6県の9700余りの太陽光発電所が対象だということです。
日照条件に恵まれている九州では太陽光発電の導入が進み、ことし8月末現在で供給量が807万キロワットになっているうえ、原発も4基が再稼働して、供給力が高まっています。
九州電力の和仁寛電力輸送本部部長は会見で、「電力の安定供給のために必要な対応なので、出力制御へのご理解とご協力をよろしくお願いします」と述べ理解を求めました。
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 出力制御については以前の記事【インフラファンドと出力制御について その2】で取り上げましたが、まずは九州電力管内に、各インフラファンドはどの程度の発電施設を保有しているかを確認しましょう。以下は九州電力管内の設備の比率を出力ワット数ベースで表したものです。

カナディアン・ソーラー・インフラ 85.90%
日本再生可能エネルギーインフラ 7.80%
いちごグリーンインフラ 4.90%
タカラレーベン・インフラ 2.89%

9時から4時の7時間ですから、これはほぼ1日分の売電がなくなると考えていいでしょう。30日ルールや360時間ルールは考えずに、無補償の出力制御が1日実施されれば売電量は365分の1減少すると考えられますので、どの程度全体の売電量に影響するのかを試算してみました。

カナディアン・ソーラー・インフラ 85.90%×(1/365)≒0.235%
日本再生可能エネルギーインフラ 7.80%×(1/365)≒0.021%
いちごグリーンインフラ 4.90%×(1/365)≒0.013%
タカラレーベン・インフラ 2.89%×(1/365)≒0.007%

 ただし、これは出力制御が100%インフラファンドの売上に影響したとしての数字です。実際には上記ルールがあるために即座に売電収入に影響するわけではありませんし、今回の計算は出力制御する発電施設の割り当てなども全く考量していません。カナディアンソーラーは日数が重なると少しは影響があるかもしれませんが、逆に九州電力管内に発電施設を持たない東京インフラなどを保有することでバランスが取れると思います。

 また、先日のニュースで経済産業省は再生可能エネルギーの電力買い取り制度で認定を受けながら、現在も発電を始めていない一部の太陽光発電の事業者を対象に買い取り価格を減額する方針を固めたようです。こうなると、認定を受けて年数が経って発電施設の導入コストが下がったところで発電施設を作り、利回り高く売電しようということができなります。こういったことを目論む業者が蔓延っていては国民負担の高いだけの再生エネルギー政策となってしまうので、長期的には良い結果をもたらすと思います。そもそもインフラファンドは開発済みの物件を購入するので、購入した時点で利回りが確保される施設だけ導入すれば良いわけなので、直接の影響はないはずです。

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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