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インフラファンドに投資する理由 その2

 昨日の記事の続きです。

 さて、インフラファンドへの投資にはFIT、すなわち「固定価格買取制度」を理解する必要があります。この点が一番誤解されているようで、よくあるのが「インフラファンドを買ったら、20年経ったらいきなり利回りが下がるんじゃないか?」という点です。
 インフラファンドは最初に買った設備をそのまま保有し続けるだけではありません。毎年、実際にはキャッシュアウトしない多額の減価償却費が発生しますので、これの一部を分配したり施設の維持のための支出をしても、その一部は残ります。さらに増資や借り入れなどを実施し、毎年少しずつ施設を増やしていくことで、固定価格での買取期間の終了時期が集中するのを避けることができます。
 そもそも、LTV60%を上限としていれば、2億円の資本があれば最大で3億円の借入ができ、5億円分の施設を保有することができます。借入金利が2%とすれば毎年600万円、20年で1億2千万円の利払いが発生します。一方、5億円分の施設からの賃料が平均8%の利回りであったとすると、毎年4千万円、20年で8億円の賃料が発生します。買取期間が終わるまでに3億円の負債を返済し、かつ1.2億の利払いをしても3.8億円残ります。当初の資本を除くと20年で1.8億円のキャッシュが発生しており、年平均9百万円の配当が実施可能になるので、2億円の資本に対し4.5%の利回りを実現できます。かつ、賃料で完全に当初の資本が回収できているので、この時点で発電設備の価値がゼロになっても問題なく、再び利回りの確保できる設備に投資すれば良いのです。

 といっても、私はインフラファンドや経理の専門家ではないので、上記の想像に確信があるわけではありませんから、ポートフォリオの中にインフラファンドを少しだけ組み入れているのです。

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ジャンル : 株式・投資・マネー

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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