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自分の得意分野への投資は有利なのか

 株式投資をする際に本などを参考に投資方法を調べたり、今ではネット上でも多くの参考になる資料が沢山あります。その中で、「自分の得意分野で勝負する」ことに関して肯定的に書かれているものを結構見かけます。株式投資は情報戦と考えられている部分があり、そうなると自分の思考力を活かせる得意分野に注力した方が良いのではないかということもあるでしょう。実際、フィッシャーがハイテク株や化学株などに投資したり、バフェットも自分の理解できない分野には投資しないといったことよく知られています。リンチなども自分の精通している分野や、身近に見かける流行りものをヒントに投資することの有利性を説いています。

 さて、私は仕事上で知り得た知識が上場企業投資に関連して有利になることがほとんどありません。趣味の音楽も「楽器売っても、演奏会やっても儲かりそうにないな~」くらいしか認識はありません。
 車に詳しい人が将来売れそうな車種を当てることを考えるとわかるのですが、個人的な好みが大きく反映されますので、その人にとって好きな車とこれから多くの人が良いと思う車が必ずしも一致するとは限りません。何より、売れても、利益に貢献しなければ何もなりません。また、技術的なことに詳しくても、その技術を活かしてその会社が利益を上げる仕組みになっているかを確認する必要があります。
 とはいえ、私にはないだけで上場企業投資に役立つ専門知識というものはあると思います。また、専門知識とまでいかなくても近くで売れ行きが増えているのが目に見えているお店が上場していたとしたら、即調査対象にすべきでしょう。私の場合ですと私自身が住宅ローンを利用した経験があるので、保証会社って有利なビジネスだなと理解出来たのから全国保証にもガッツリ投資できたのだと思います。ただし、専門的なことは何もわからなかったので、完全に「儲かりそう」という想像だけです。

 実際には専門的な知識がなくても投資対象を探すのには困らないはずです。私は投資先の事業内容をつぶさに調査しているわけではありませんが、連続増配ができるということはそこそこの良い事業を持っているであろうことは理解できます。そうすると、例えば一度も通ったことのない塾にも投資できます。
 また、専門的な知識があるゆえに自分の調査能力を過信したり、逆に業界の脆い部分を知っているからこそ投資に過剰に躊躇するようなこともあるでしょう。実際の例ですが、私はかつてキャッシュリッチなシステム開発関係の会社にいくつか投資して儲けたことがあるのですが、知人はSEだったため「パソコンと机さえあれば誰にでもできるあんな業界に未来はないよ」と投資しませんでした。

 高PERの成長株などに投資するのであれば、その業界への理解がある程度は必要だと思いますが、私のような増配株への投資の場合は「あるといいけど、なくても何とかなる」「あっても邪魔なこともあるし、なくても著しく不利になるわけではない」という感じだと思います。まあ、投資先企業の業界人だったとしても業界の全貌を把握している人なんてほとんどいないと思うので、投資スタンスによりけりとしか言いようがないですね。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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