7164全国保証の長期前受収益について

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証について、私は四半期ごとに長期前受収益についてチェックしていますが、何故なのかを説明します。なお、私は住宅ローンの専門家ではないので、間違いも多々あるかと思います。以前にIRに問い合わせた内容から私が想像していることですので、記事の正確性に関しては万全を期すものではない事をご了承ください。

 まず、全国保証が1件30年の住宅ローンの保証を実施したとします。そこで保証料が入るのですが、その保証料は一旦負債項目の前受収益と長期前受収益に計上されます。同時に資産項目の現預金が増加します。そして、住宅ローンは年数が経過するに従って補償すべき金額が減少しますので、保証料は1年目がピークで、30年目が最も少ないはずです。今後1年以内にかかる保証料は前受収益に計上され、残りが長期前受収益に計上されますので、こんなイメージになると思います。(注:図は元金均等返済のイメージになっています。元利均等の場合は、もう少し膨らんだカーブになるはずです。)

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 さて、この後1四半期が経過します。前受収益の一部は営業収益として計上され、翌年の1四半期分が前受収益として計上されています。翌年にはローン残高が減少しますので、当然保証料も減少しますから、営業収益として計上された保証料よりは減少します。こうして、保証料は「長期前受収益」→「前受収益」→「営業収益」と移動していきます。

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 つまり、長期前受収益は今後数十年分の営業収益の源泉であり、今後の営業収益の傾向が高い確度で読めることになります。繰上返済が実施されれば直ちに反映されますし、保証残高の積み上がっても保証料などが改定されればそれも数字として表れることになります。言いかえれば1年以上先の売上予定額であり、一度この事を理解してしまえば、長期前受収益が増加し続けている限り安心して保有できます。

 住宅ローンの保証をしているからには、今後の景気の動向で返済が滞り、債務保証にかかる費用が増加するリスクがあります。この点については、そもそも赤字にならない保証料を設定している事と、貸倒が今までで最悪だった年度を基準に業績予想をしているため、それほど酷いことにはならないと考えています。実際、上場来問題ない実績を残しているので、今のところは安心して保有しています。もちろん完璧な企業やビジネスモデルはありませんし、個人投資家の調査などたかがしれているので、ポートフォリオ上はあくまでも分散投資の1つです。

 参考までに、2012年に投資した時の記事です。1198円を分割考慮すれば599円ですから、とんでもなく安かったですね(笑)。

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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