読める配当、読めぬ株価・物価・為替

 企業業績の回復と保有銘柄の旺盛な株主還元姿勢のお陰で、受取配当金が好調です。3月は単月で+15%以上、年初来の累計で+10%以上行きそうです。保有銘柄が期首予想通りの配当を出してくれれば、今年は+12~13%くらい行くのではないかと早くも皮算用しています。そうすれば、投資を開始してからの配当増加率の相乗平均は25%~30%くらいになり、目標である平均して20%以上の目標は今のところ継続できそうです。
 有難いことに、配当はある程度読めます。多少の修正は複数銘柄を保有することで相殺され、銘柄によっては連続増配してくれます。もちろん私は配当金収入による経済的自立を目指していますが、ここで問題となるのは物価や為替が読めない事です。
 リーマンの私の現在の生活スタイルを大きく変えないと仮定します。普通の生活を営むなら300~500万円、少し余裕のある生活を営みたいのであれば600~800万円くらいの配当金収入があれば良いのかもしれません。確かに、日本はここ数十年間は物価もある程度安定し、諸問題はあれどインフレに悩む諸国と比較すれば平和な経済状況だったように思います。しかし、今後為替や物価がどのように変動するかは、誰にも言えません。物価が2倍になれば配当が同額でも半減したのと同じです。多くを貿易に頼る日本では、為替相場も無視できません。
 配当金生活を送っておられる方は、その辺をどうやって解決しているのかが非常に疑問です。もちろん、これは個々の状況や生活スタイルと密接な関係があり、「人がどうやっているが」で答えを得るつもりはありません。「自分はこういう考えでこうする」が大切なので、自分で考えてゆくつもりです。
 例えば、持家があれば家賃の上昇とは無縁です。畑を持っていて多少の収穫があれば、食糧の物価上昇を多少はカバーできます。貴金属を保有するのも手かもしれません。経済的自立を目指すということは、資産を大きくすることだけでなく、こういうことを解決していくことなんだなと最近強く思います。配当金である程度経済的自立が可能な人でも、完全無職状態ではなくセミリタイアを選択するのは、ただ単に社会の接点を持つということだけでなく、インフレヘッジを含んでいるのかもしれませんね。
 資産運用でインフレに何とか対抗しようと目論むのは危険だと思っています。バリュー投資を志して13年間、相場が読めたと感じた時は一度もありません。あくまで基本は読める配当金で経済的自立です。読めない要素は一つでも少なくした上で、読めない要素をフォローする方法を確立しなくてはならないと思っています。資産運用の成果は、あくまで副産物だと思っています。

 今回のエントリーは議論したり答えを得たくて書いたわけではなく、現在の自分の妄想を述べただけですので、ご了承ください。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

コメントの投稿

非公開コメント

Access Counter
プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR