優待株投資について

 私は2008~2009年にかけていくつかの優待銘柄を購入しました。株価が安く優待利回りがとんでもなく上昇したからなのですが、優待銘柄には景気循環株も多く、業績悪化&優待改悪に悩まされながら泣く泣く売却したり、思いもよらぬ急騰をしたりと多くのドラマがありました。正確に計算をしたことはありませんが、本来自分のスタイルであるバリュー投資(最近は配当成長株に傾きつつありますが……)に負けず劣らずのパフォーマンスを見せています。なにせ10倍株がいくつか出ちゃったもんで、「優待なんか本来の投資の目的とは……」とか「本来は配当で還元すべきだ!」とかとても言えません(汗)。
 優待があるからと言って業績を見ないのは自分は不安ですが、株価に右往左往して結局損切りで終わるような投資よりは優待目当てでホールドする投資の方がまだマシな気がします。タダ取りに関しても、一定の株主数を確保したい上場会社と手数料を確保したい証券会社、そして優待をとりたい個人の思惑が一致している間はそれなりに機能するのでしょう。それを避けたい上場企業は、何期か連続保有者のみに優待を実施すればよいのであって、タダ取りできる会社はそれなりに狙いがあって黙認するわけですから、個人投資家も堂々とやればいいと思います。私は面倒なのでやりませんが……。

 低金利が続くと、優待はバカにできないと思います。クオカードを1000円くれるということは、比較的金利の高いオリックス銀行のeダイレクト預金0.2%の金利で換算すれば50万円の預金に相当します(20%税引き後で計算すれば625000円!)。これを10~20万円で実現できる会社がかなり存在し、かつ配当もくれるのですから、こんな銘柄を社会人になってから毎年1~2銘柄ずつ買っておけば、定年までに普通より遥かに資産持ちになれるのではないでしょうか。
 仮に年20万円、配当利回り2%、優待でクオカード1000円くらいくれる銘柄を30年間買い続ければ、配当が全く成長しなくても30年後には配当金が毎年96000円、クオカードが30000円分もらえることになります。実際には買った銘柄が全て成長しないということは余程の偶然がない限りあり得ず、配当を増やしてくれる会社も発生します。そうなれば配当金収入は数10万円になるでしょう。定年まで勤めるつもりのリーマンでも、毎年1銘柄ずつ配当+優待狙いで株を買い増し続けることは決して悪くない結果を生むと思います。
 優待は非課税ではなく雑所得ですので年20万円より多い(又は確定申告の義務がある場合)と思われる方は確定申告の必要があります。私は残念ながらそこまでいかないです。

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Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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