年金基金で株を買うべきなのか?(3)

 毎月何回かの売買なんてバリュー投資にしては多いと思っているのですが、一秒に千回単位の超高速取引が行われる昨今では誤発注して1分後に反対売買をする間抜けな私の向こうで数万回の取引が行われているのですね。どれだけ稼いでいるのかは分かりませんが、その高速取引でどれくらい東証は手数料を得るのか興味深いところです。

 さて、年金の運用で損失が出たと大騒ぎになっています。もちろん長期的には利益が十分出ているわけですが、株式の運用比率を上げた途端にマーケットが軟調になり、時価評価が下がってしまったことと、報告が遅くなることへの批判が入り混じっているようです。
 しかし、年金が収益を上げるために事業を始めるのもなんですし、やはり上場企業へマーケットを通じて投資するのが妥当なところだと思うんですよね。例えば22歳で加入した人が65歳に年金を受け取るとしたら、43年の運用機関があるわけです(注:実際そういう運用をしているわけではありませんが……)から、本当は長期的な視野に基づいて運用できるはずです。それこそ長期にわたって増配を続けている会社などに少しずつ投資をしていけば、40年運用すればかなりの運用益を得られそうです。配当利回り3%の銘柄がゴロゴロしている現状では、仮にその3%を再投資すれば22年くらいでほぼ倍です。利回り1%未満の金融商品で運用する理由がありません。

 年金制度はとても大切で、この運用が上手くいって将来の心配がなくなれば、当然各家庭も財布のひもを緩めることができます。それが消費増大そして長期的に配当や株価が見直される好循環になってくれればよいと思います。まあ、変なリスクヘッジに余計なコストを支払うより、傷を負いながらも致命傷を負わずに上手に運用して欲しいところです。

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Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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