生活防衛資金の積み上げ-2

 ここのところ毎月パフォーマンスとポートフォリオを発表する際に必ず「現在、生活防衛資金の増額に力を入れているため、給与からの資金投入は2013年以前に比べ少なめにしています。」と一文を入れています。

 実際その通りで、恥ずかしながら私は2004年に本格的に投資に取り組み始めた時、本当にほぼ100%預金と給与を投資にぶちこんでおり、預金の残高は10万円を切ったり越えたりを繰り返していました。ここ2~3年、ようやくリスクの高さを認識し、取りあえず生活費2年分くらいは預金でもった上で、投資に充てる資金と完全に別管理すべきだろうという結論と実行に至りました。投資資金の追加も継続的に実施しているので、生活防衛資金の目標額達成にはもう少し時間がかかりそうですが、それでも日々どれだけ資産が変動してもツイッターでおはぎゃあ騒ぐ程度で済むようになりました。

 明日以降の株価なんて、誰にもわからないし、自分がどんな荒れ狂う相場(当然下方向に)で冷静な売買をできる自信はありません。となると、できることは余裕資金で配当成長が見込める銘柄を長期保有するだけなので、投資資金を余裕資金にするために生活防衛資金を積み上げるのです。
 生活費2年分の算定根拠ですが、滅茶苦茶簡単に言うと「それくらいあればそれ以外の資金を余裕資金と考えられそうだから」です。上げ相場だと預金でキャッシュを持っているのは勿体ない感じがしますけど、これは他人と議論する部分ではなくて「自分がどれくらい持っていれば、安心して投資に取り組めると感じるか」だと思っています。私は2年分の生活費を持っていれば安心して投資に取り組める、ただそれだけです。

 余談になりますが、インデックス投資を心掛けている人が一億円を達成した時に、「ほとんどが資金の積み上げじゃないか!」「投資で一億作ったとは言えない」と言っている人がけっこういました。私はご本人が「仕事」にリソースを費やすのが一番効率的と考えた結果であって、何でそんなに他人が口をはさむのだろうと思いました。生活防衛資金の要不要や、必要額も議論することではなく、結局は自分が決めることなのではないかと考えています。
 資産形成はパフォーマンス競争をして勝つのが目的じゃなくて、自分と家族が豊かになるためにするのですから。

(追記)
 生活防衛資金で検索したら、あるブログのエントリーに対するコメントで秀逸なものがありました。
「イザとなったら、投資資金を解約すればいいのでは?」という書き込みに対するレスだと思います。
「自分しか解約できない資産しか持っていなかったら、イザという時に家族が困るでしょ?」
 うーん、うなずくしかできません(笑)。

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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