国家公務員共済が運用を見直し

(REUTERより)
国債保有35%に下げ、国家公務員共済が運用を見直し
2015年02月25日
 国家公務員共済組合連合会(KKR)は25日、積立金の運用方針を見直したと発表した。政府の財政検証を踏まえ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と同様に、国内債券の比率を大幅に引き下げた。
 KKRによると、国内債券の現行の資産配分比率は74%(かい離幅は上下16%)。それを35%へとする一方、かい離幅を上下30%に広げた。国内株式と外国株式はそれぞれ25%、外国債券は15%とした。

 さて、KKR平成26年3月末現在で国内株式に機関投資家の運用委託により6363億円投資しています。これは積立金約7兆3千億円の8%であり、基本ポートフォリオの構成比率に沿っています。これを25%にするということは約3倍、目一杯まで投資すれば投資金額にしてあと1兆円以上の金額が日本の株式市場に流れ込むということですね。

 現在KKR年金は組合員よりも年金受給権者の方が多いので、利回りが向上すれば助かるには違いありませんが、一方で運用に失敗した際のダメージは大きいはずです。将来的にはGPIFと一元化されるのでしょうけど、それにしても公的年金のリスク資産での運用は首を傾げてしまいます。
 一方で株主還元やROEの向上に努めている企業にこうした資金が流れ込み、正しく評価されていくのは良いことだという指摘もあります。単純に個人投資家からすれば株価が上がった方が嬉しいですが、公的資金がマーケットを支える図ってどうなんでしょう。絶対ソフトランディングするとは思えないのですが。

 これも単なる素人の思いつきですが、KKRの資金は組合員の住宅ローン資金に積極的に貸し出したらどうでしょうね。貸倒のリスクは低いですし、少なくとも国債よりは利回り高いでしょうから。もちろんローンの保証はこちらが……(←個人的な都合が多分に含まれています)。

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個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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