GPIFの日本株&外国株比率上げ

 またまたきました。これに追加金融緩和ときて10月31日のマーケットは歴史に残りそうなお祭り騒ぎになりましたね。

-----【引用開始】-----

GPIF、運用見直しを決定 国内株25%に引き上げ
2014/10/31 17:21

 約130兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は31日、運用の基本ポートフォリオ(資産構成割合)を見直し、国内株式を現行の12%から25%に引き上げると発表した。許容範囲とする上下の変動率は6%から9%に拡大する。国内債券に偏った運用を改め、年金給付の原資を増やす。同日、塩崎恭久厚生労働相から認可を受け、施行した。国内株のほか、外国債券は現行の11%から15%に、外国株式は12%から25%に引き上げた。一方、国内債券は60%から35%に大幅に引き下げた。
 上下の変動率は外国株式が5%から8%に拡大。国内債券は現行の8%からに10%に広げた。一方、外国債券は5%から4%に縮小した。これまでの基本ポートフォリオでは短期資産を5%として構成してきたが、今後は短期資産を設けず、4資産で100%になるように設定する。

◎GPIFの資産構成割合

    今回発表した割合 6月末時点の比率   これまでの割合
国内債券      35%     51.91%        60%
国内株式      25%     16.79%        12%
外国株式      25%     15.54%        12%
外国債券      15%     10.76%        11%

※上下変動率は国内債券が8%から10%、国内株式6%から9%、外国債券5%から4%、外国株式5%から8%に変更された。6月末とこれまでの構成割合には短期資産の5%保有が設定されていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

-----【引用終了】-----

 くどいくらい何度も書いていますが、私はポートフォリオの大部分を日本株で運用しており、米国株も合わせるとフルインベストに近い状態なので株価が上昇する材料は有難いのですが、日銀や年金による買い入れはずっと疑問に感じています。理由は、大部分の国民が当てにしている年金でリスクの高い運用を増やすことは長期的にデメリットを感じるからです。そしてこれだけ図体が大きい機関投資家ですから、マーケットへの影響が大きすぎ機敏な売買も難しいはずです。現在の年金は「徴収額>支払額」になっているからいいでしょうけど、将来的に「徴収額<支払額」の状態になったら、当然株式を売却しなくてはなりません。こうなると、ソフトランディングする出口戦略を考えていくしかないでしょうね。つまり、売り付ける相手探しになりますね。

 日銀がマーケットから株を買う代わりに、GPIFの保有分を買い取るのも手かもしれません。
 受け皿として個人投資家を考えるならば、年毎にNISA枠を拡大するとか、証券税制を20%から10%に戻すとかでしょうか。発行会社を受け皿にするのも手でしょう。自社株買いの手続きを簡素化し、GPIF保有分からの自社株買いを積極的に実施すれば、買取株数に応じて税制上有利になるとか。当然税収に影響がでますが、その分GPIFの財政にとってはプラスなので、財政全体のトータルでは悪くないと思います。

 強引な官製相場は、いつかは息切れするはずです。私の個人的な考えとしては、目先マーケットが盛り上がるのも良いかもしれませんが、長い目で企業価値の増大がマーケットに適正に反映され、多くの国民が安心して投資できる環境が望ましいと思います。その分大きく儲けることは難しくなるかもしれませんが、年金財政が破たんすればマーケットのみならず日本全体にもマイナスが大きいと思うので、目先の株高を演出するだけでなく長期的な視野で政策を推し進めてくれないかなと妄想しています。
 

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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