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配当課税の強化は許さん

 帰国後、数日の休みをもらったのでのんびりと過ごしております。お陰で決算をじっくり見れるのですが、日中はついついザラ場を見てしまうという問題が……。

 さて、誠にお恥ずかしい話なのですが、今更知りましたよ~配当への課税強化が検討されているとか。

----------(以下引用)----------
政府税調、株式課税の強化検討 法人税引き下げの代替財源に
2014/5/12 21:57
政府税制調査会は12日、基礎問題小委員会を開き、株式の配当にかかる税率の引き上げ検討に着手した。固定資産税の増税などと合わせ、法人税の実効税率引き下げの代替財源として検討する。

 配当で得た所得にかかる税率は現在20%。法人実効税率が下がると企業の利益が増えて配当に回る。小委では「株式配当の課税を強化する必要がある」(一橋大学の田近栄治特任教授)との声が複数あった。みずほ総合研究所の高田創チーフエコノミストは「株式市場に悪影響を与える可能性のある課税は慎重に対応する必要がある」と指摘した。法人実効税率の代替財源として、固定資産税や個人住民税の増税を挙げる意見も出た。

 専業主婦世帯に恩恵のある配偶者控除の見直しでは、働く主婦の年収が103万円のときに控除が最大になるため、「どの年収でも夫婦2人分の控除が世帯で受けられるようにしてはどうか」(慶応大学の土居丈朗教授)といった意見が出た。「個人に追加の負担を求めることは慎重に検討すべきだ」との声も出た。
----------(引用おわり)----------

 私は、個人的には大反対です。ていうか、許しません。
 決して税金を払うのが嫌とかいうわけではありません。そもそも、配当への課税は二重課税でしょ~?だって、税引き後の利益を分配しているのですから。確かに、税は資産の再配分の意味合いもあるのでしょうから、お金持ちの負担が多少大きくなるのはやむを得ないかもしれませんけど、庶民のささやかな配当からガッポリ税をとってどうするんですか。そして、金持ちは税金を逃れるために資産管理会社を作るから意味ないです(注:資産管理会社を作ることによってどの程度税負担が減るのか私はわかっていないので、この発言は根拠がありません、念のため)。

 私が投資をしているのもアーリーリタイアしたい以前に、この国の年金制度やリーマンであり続けることへの不安から、最低限の資産を自力で準備する必要にかられてやっているのです。そんな自覚ある低所得者層が勉強をして、リスクをとって少ない給与から種銭を捻出して投資しているんですよ。配当をもらうことがささやかな楽しみなのに、それをも削ろうというのは酷だと思いませんか。

 資本市場はもはや一部の資本家や企業だけでなく、大衆投資家にも支えられているということを忘れないで欲しいです。株を買う人がいるから株価としてそれなりに評価され、企業も上場でき必要な資金調達ができ、信用を得て人材を確保しビジネスチャンスを広げるはずです。それを支えているのは多くの個人投資家です。

 現在、公的年金でも日本株を運用対象にしています。ということは、個人が少しでも株を手放さず保有し続けた方が運用上有利ではないでしょうか。頻繁に売買するより、保有し続けて配当をもらい続け、買い増すことに旨味があるような税制にすべきです。その為には、配当課税は強化よりむしろなくすべきです。
 資産効果があれば個人の消費意欲も高まるはずで、保有銘柄が評価され配当も多ければ財布の紐もゆるむでしょう。個人投資家が増えれば選別もより厳しくなり、企業もEPSと株価を意識した資本政策を取ることになります。資本市場にお金が入れば、それだけ企業の資金調達コストは下がるのです。税率を下げても法人税収が上がるような施策を進めていくべきではないでしょうか。

 正直、「貯蓄から投資へ」といいつつも、まだまだ「投資は金持ちのやること」というイメージはぬぐえません。しかし、所得の大幅な増額が望めない昨今、税制面からバックアップし庶民の投資への興味をもち関心を向けるようにしなくては、資本市場への資金流入は頭打ちになってしまいます。市場参加者が増えることによって株価が企業の成長に見合っただけの評価がされ、それが企業・個人の利益と財政の安定につながるような施策をして欲しいのです。

 と、書いてはみたものの……私は税制や財政、年金の知識はそれほどあるわけではありませんので念のため。

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ジャンル : 株式・投資・マネー

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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