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国の借金が1000兆円を突破 2

  メインの口座を開いてみると、「投資信託取引報告書」がボックスに入っています。
「あれ、投資信託を買った覚えはないんだけどな?」と思いきや、買ったじゃないですか。アドバンス・レジデンス投資法人投資証券を!「REIT=不動産投資信託」であることをすっかり忘れていました(汗)。

 ところで、先日の「国の借金が1000兆円を突破」というエントリーにコメントを頂き、「国は資産を持っているはずだから負債から資産を差し引いて純負債を考えるべきだ」とのご指摘を頂きました。私は財政やマクロ経済に疎いので、このエントリーは軽く流して欲しかったのですが(笑)。

 財務省から発表されているバランスシート(平成21年度)を見てみると、確かに資産合計647兆円となっています。

【資産の部】
現金預金 18.8兆円
有価証券 91.7兆円
未収金等 14.1兆円
貸付金 155.0兆円→地方や政策金融機関への長期低利貸付
運用預託金 121.4兆円→公的年金原資
貸倒引当金 △2.6兆円
有形固定資産 184.5兆円→国有財産・公共用財産(道路など)
無形固定資産 0.3兆円
出資金 58.2兆円→独立行政法人・国立大学・国際機関への出資
その他資産 5.3兆円
資産合計 647.0兆円
【負債の部】
政府短期証券 96.8兆円
公債 720.6兆円
借入金 21.9兆円
預託金 8.8兆円
公的年金預り金 130.4兆円
退職給付引当金等 12.4兆円
その他の負債 28.1兆円
負債合計 1019.0兆円

 資産の内訳の中で大部分を占める貸付金・運用預託金・有形固定資産・出資金(合計約500兆円)はただちに回収して借金の返済に充てられるものではないことがわかります。かつ収益を期待できるものでもありません。
 企業であれば売上を得て利益を上げるために借金しますが、国や地方自治体の場合は国民へのサービスを前提とした支出のために税を徴収し、不足分を公債や借入金で補います。そのサービスの提供により対価を得て、負債の利子や元本の返済を賄えるだけのキャッシュフローが得られるわけではありません。
 結論として、国のバランスシートを企業のそれと同様に見てはいけないことになります。

 仮に企業のBSと同様に考えたとしたら、収益性がなく換金して回収できない項目「貸付金・運用預託金・有形固定資産・出資金」は減損会計が適用されゼロ査定されるのではないでしょうか。純負債が1000兆円ではないかもしれませんが、国の資産の大半が換金できないのであれば純負債1000兆円に限りなく近いと考えるべきでしょう。

 すみません、先ほども書きましたが、財政やマクロ経済には本当に疎いんで、このくらいでご勘弁下さい。

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ジャンル : 株式・投資・マネー

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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