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第9章 債券が退屈でなくなるとき

 「2000年3月時点では、債券は驚異的な投資戦略だった」
【テンプルトン卿の流儀】 :263ページ)

※著作権を考慮し、今回の日記全般について文中の一部の引用を控えています。



 前回に引き続き、【テンプルトン卿の流儀】の第9章を取り上げます。
 
 この章では、テンプルトンが「株式」という雑誌の編集者からのインタビューに答えて、債券投資を進めるくだりからスタートします。債券と言うと、元金が償還されるまでの間に利息が入ってくる「退屈な」投資の一つというイメージがあります。しかし、インターネットバブルがはじけた後は金利低下により債券に資金が向かうと予想したテンプルトンは、株式の空売りと同時に債券のキャリートレードを利用して投資を有利に進めます。
 キャリートレードとは、安い金利の借入資金によってより高い金利の案件に投資する、利ザヤ稼ぎのことのようです。単純にいえばレバレッジですが、これをテンプルトンはさらに進め、金利の低い国(=日本)から借りて、円高ドル安が進むと米国債券に投資するのは不利であるとの考えをもとに、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの債券を買うことにより、さらに投資効果を高くしました。これによって退屈であるはずの債券から実に数十パーセントのリターンを得たそうです。

 この章も思わず「なるほど!」と言ってしまう記述が満載です。も~是非読んで下さい!
 そして最後に、単純ですが忘れがちな一言を。

「バーゲンハンターにとって常に××を行うことが成果につながる(279ページ)。」
 
※今回の記事は、アフィリエイトが含まれています。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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