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第1章 バーゲンハンターの誕生

 ジョン叔父さんは全科目でAをとっており、普通なら問題なくエール大学に行けるはずだった。だが高校一年の時に入試資料を調べてみるとウィンチェスター高校の生徒は入学許可を貰えそうにないことが分かった。問題は必須とされる四年間の数学教育を行っていないことにあった。これまで「ノー」という言葉で止められることなく目標達成にまい進してきたジョン叔父さんは校長にかけ合うことにした。叔父さんの苦境を聞いた校長は、四年生向けの数学の授業を行っても構わないと言った。ただそのための生徒も先生もいなかった。校長の説明によれば最低八人の生徒ともちろん教える先生も必要だった。ジョン叔父さんはこう答えた。
「問題ありません。×××××××××」
(テンプルトン卿の流儀:21ページ)


【テンプルトン卿の流儀】
(著作権を考慮し、今回の日記全般について文中の一部の引用を控えています)




 今月は【テンプルトン卿の流儀】を取り上げようと思います。
 第1章では、ジョン・テンプルトンがどのようにバリュー投資に目覚めていったか、そしてジョン・テンプルトンの父ハーベイ・シニアがどのように富を築き、僅か数日で破産していった姿を見て倹約を大事にし貯蓄から安全と安心を得られることを学んだこと等が書かれています。「つねに利息の払い手ではなく受け手に(15ページ)」という有名な文句も出てきます。
 

 では、いつも通り最後にグッと来た一言を。。 

「人はいつも見通しが明るい銘柄はどれかと私に聞く。だがその質問は間違っている。本当は、見通しが暗い銘柄はどれかと聞かなければならないのだ(27ページ)」

 なお、冒頭で紹介した一文はバリュー投資には直接関係ないのですが、テンプルトンの発想の面白さを良く表すエピソードで私が最も気に入っている部分です。


※今回の記事は、アフィリエイトが含まれています。

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ジャンル : 株式・投資・マネー

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vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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