FC2ブログ

5 リスクを理解する

「積極的にリスクへの対処を行っていなければ、長く成功し続ける見込みは薄い。~(中略)~。リスクに対処するには、まずリスクを理解し、次にそれが高まった時にしっかり認識することだ。そして、最も重要な最後のステップが、リスクを××××××することである。」(65ページ)

ハワード・マークス「投資で一番大切な20の教え」
(著作権を考慮し、文中の一部の引用を控えています)



 この5章から7章が、この本のメインであると思います。せっかくこの本を入手したにも関わらず、全て読む時間を確保できない方は、5~7章だけを読んでもいいのではないでしょうか?逆に、私が紹介している引用部分のうち、隠してある分を容易に想像できる方は、この本を買う必要はないと思います。

 ハワードは、リスク管理を「非常に複雑かつ重要な問題(65ページ)」としており、さらにリスクとリターンが比例するようなグラフを「リターンが低くなる可能性」「場合によっては損失が出る可能性」についての説明が不十分であることを「先行きの不確かさについてはまったく示していない」という言葉で言いきっています。

 そして、リスク回避の手段としてバリュー投資を実践することの有利さを「本質的価値を大幅に下回る価格で資産を買えば、高リターンと低リスクは両立しうる(76ページ)」と説いており、また「投資と損失リスクの関係はまったく特定できず、(中略)、明確に数式化することなどできない(78ページ)」という証券分析の第2版の内容を引用しています。

 バフェットの1999年に記録したアンダーパフォームについては、前回に紹介したハイテク株バブルに乗る事を拒絶した強い意志と評しています。

 そして、いつも通りグッと来た一文を、最後に紹介します。

「投資を一言で言い表すとすれば、『××に対処すること』である(82ページ)」


※今回の記事は、アフィリエイトが含まれています。

関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

コメントの投稿

非公開コメント

Access Counter
プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR