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2 市場の効率性(とその限界)を理解する

 効率的な市場等理論の根底にある前提条件について考えてみよう。
(中略:四つの前提条件が記載されています)
 効率的市場仮説はこれらの前提をもとに、全ての利用可能な情報は滞りなく、効率的に価格に織り込まれ、価格と本質的価値の間に生じたズレもすぐに解消されると説く。
 しかし、市場価格は常に正しいと断言するのは不可能だ。上記の四つの前提条件を見ると、とりわけ説得力に欠ける要素がある。×××だ。

ハワード・マークス「投資で一番大切な20の教え」33ページより
(著作権を考慮し、文中の一部の引用を控えています)



 この章では、効率的市場仮説の前提条件に真っ向から疑問を投げかけています。同時に、市場はある程度の効率性も有しており、その市場に過ちが起きるのは何故かについて鋭い洞察をしています。

 今回も最後に、グッときた一文を紹介します。37ページ目のラストに掲載されています。

「どんな時でも、素晴らしい掘り出し物の多くは、他の投資家が気づいていない、あるいは今後も気づくことのないところで見つかる。ほかの者には『市場には勝てない』と思いこませておけばよい。××しようと思わない者がいるからこそ、××する者にはチャンスが生まれるのだ。」

 そして、36ページ5行目にあるこの一文はバリュー投資を志す私達に勇気を与えてくれます。この一文を見た瞬間、この本を手に取って本当に良かったと思いました。

「効率性は普遍的ではないため、すばらしいパフォーマンスをあげることをあきらめる必要はない」



※今回の記事は、アフィリエイトが含まれています。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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No title

あんまり推してくるからきになったんで
ポチってしまいました(笑

Re: No title

雑魚投資家さん、おはようございます!

保有する個別銘柄は何一つ買い煽ることはできませんけど、これほどの良書は買い煽って罪はないと思っております。エッセンスが詰まり過ぎて、投資を初めて間もない方には少し理解しずらい部分もあるかとは思うのですが、章ごとに感動が多すぎてしばらくIRそっちのけで読んでました。

数年後、個人投資家さんにお会いした時「あの本、立川くんがあんまりしつこく買い煽るから買っちゃったけど、お陰で資産を築けましたよ」なんてシチュエーションを勝手に妄想しています。

というわけで、書評と同時にいくつか見逃していたIRをまとめてアップしました(笑)。
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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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