FC2ブログ

私が資産形成手段として個別株投資をする理由

 何回か職場の同僚から投資の質問に対する受け答えを日記に書きました。質問や意見もコメントで頂きましたので、今回の日記はその補足説明みたいなものです。


 株式投資をした場合、投資先企業が生み出す純利益は全て株主に帰属すると考えると、投資に対する利回りは理論的に次のようになります。

投資に対する利回り=益回り+成長率
※益回りはPERの逆数。あくまでも理論値です。

 東証一部の平均PERは私が投資を始めた2005年頃は20~30倍、ここしばらくは15~20倍です。仮に成長率ゼロとした場合、PER20倍なら5%のリターンが期待できる事になります。仮に月5万円を20年間、1200万円積み立てた場合、年5%の運用で約2000万円になります。

 一方、マーケットにはPER10倍以下の銘柄がゴロゴロしています。仮に成長率ゼロとしても、PER10倍なら10%の益回りですので、同じ積立額で年10%の運用となり、20年後は3000万円を超えます。

 同じPER10倍でも5%成長銘柄に投資したらどうなるでしょうか。年15%の運用となり、20年後には6000万円を突破します。

 個別株投資は資産形成に有利な手段である半面、投じた資金がマーケットで時価評価されるためそれなりの裏付けと確信を持って投資できるよう勉強が必要です。しかし、個別株投資のための勉強には本業や家族・趣味の時間を大きく犠牲にするほどの莫大な時間ではないはずです。かつ、投資の勉強に費やした時間はこれだけのリターンの差となり、将来お金のことで悩む時間を大きく削減できます。それは勉強に費やした時間よりはるかに大きいと確信します。

 投信でそれなりの資産を得るためには、私は個別株投資と同様の勉強が必要だと考えています。それでいて、販売手数料や信託報酬が確実にかかり、売買手数料や管理費などの隠れコストもあり、個別株投資に比べ確実に不利だと考えます。それであれば私は個別株投資をした方が良いと考えます。

「個別株投資はボラティリティが大きく、初心者にはファンドの方が良いのでは」という意見もありますが、これはもはや向き不向きの問題になるので私には何とも言えません。私は最初から有利だと考えている方を少しでも早く勉強した方がいいと思いますし、それが向かない人は損失が小さいうちに撤退すればよいと思っています。だいたい私も過去9年でマイナス二桁の年が3回あり、初心者と変わりません。

 最後に私の個人的なスタンスですが、それなりの資産を築いてアーリーリタイヤしたいと思っています。それまでは仕事も前向きに続けて種銭作りに勤しみます。目標は高いのですが、資産はまだまだ小さいので、旅は長そうです。

関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

コメントの投稿

非公開コメント

No title

私も
>投信でそれなりの資産を得るためには、私は個別株投資と同様の勉強が必要だと考えています。

というご意見にAgreeです。結局は金融リテラシーを一定以上に身に着けないと、それなりの成果が出ないということだと思います。

「まぐれ」、はあっても、継続的な成果は努力なしではありえないと思います。

Re: No title

gonchanさん、こんばんは!
そうなんです、私が一番言いたかったのはそこです。投信だから楽に資産形成できるわけではないはずで、むしろ複雑な仕組みを理解して、高パフォーマンスを期待できる運用をしているモノを選別しなければならず、ならば個別株に行った方が勉強の成果も出しやすいと思うのです。
Access Counter
プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR