2014年6月のパフォーマンスとポートフォリオ
月次+7.18%・年初来+7.76%となりました(配当含む)。
アセットアロケーションとポートフォリオは以下の通りです。
【日本株式】 96.00%←95.70%(先月末)
全国保証、エスクリ、CTS、プロトコーポレーション、ワッツ、イオンディライト、
日本SHL、CDS、地域新聞社、朝日ネット、合計72銘柄(優待目的含む)
【外国株式】 3.99%←4.22%(先月末)
IBM他 合計9銘柄
【現金等】 0.01%←0.08%(先月末)
新規買い:FPG、情報企画、ひらまつ、エージーピー
買い増し:なし
売り切り:なし
一部売却:なし
今月までの受取配当金の累計は、保有銘柄の増配のお陰で前年比63.97%増となりました。
それぞれ少しずつですが、増資に伴って下落したFPG、ホテル事業へ参入予定のひらまつ、法人税減税関連として情報企画、独占状態の手堅い事業を営み羽田・成田両空港の発着枠拡大で恩恵を受けそうなエージーピーを新規買いしました。
住宅取得検討その後
【以前の記事】で住宅取得について触れましたが、購入が3~4年先に延びました。それにしても住宅取得のための貯金はしなくてはならないので、今年はボーナスは一円も手を付けずに貯金に直行します。
いやいや、ボーナスを貯金するなんて10年ぶりですね。今までは「収入→株」でしたから。
バリュー投資を始めてから、種銭欲しさに仕事も少しは真面目にやったので、当初安月給だった給与も少しはまともになり、さらに今回はボーナスの査定もちょこっと良かったので助かりました。ということで、「生活防衛資金+住宅取得引当金」が増加しています。資産運用に絶対はないんで、これらのキャッシュは投資に入れるわけには絶対にいきません。
そういえば、私は趣味で音楽をやっていますが、楽器の先生って良い仕事ですね。
私もたまに個人レッスンとか頼まれます。スタジオ代+交通費の謝礼で引き受けているのですが、本格的にやると結構なキャッシュフローが得られることに気が付きました。何より、在庫が要りません。レッスン代もその場で回収できるので、売掛金も発生しません。赤字覚悟でやっている自主ライブに生徒さんが来てくれたりするので、そちらの収支も改善します。
しかし世の中甘くないようで、知り合いのヤマハのサックスの講師が、震災以降生徒さんが激減し、家賃を払うため週一で水商売のバイトをやっていると聞いて愕然としました(演奏ではなく、本当に接客です)。そしてその激減の理由が、「楽器を習う暇があったら婚活!」だとか。
「それは大変だね~」と口で言いながら、エスクリやアイケイケイやノバレーゼやベストブライダルやこころネットや平安レイを保有しているからといって、心の中でほくそ笑んだりしていません。
IR-4345CTS 決算説明会
4345CTSから決算説明動画がアップされています。特に目を引いたのは以下の通りです。
・分割により株主数が395名増加の2221人に。
・建設ICT(生産性・品質の向上に寄与する情報通信技術)の市場拡大。
・4期連続の増収増益を見込む。
毎回書いていることですが、4345CTSはは株価低迷時に自社株買いし、ストックオプションを発行せず社員に株を保有させており、資本政策や社員のインセンティブも株主本位の経営をしてくれます。業績もデコボコしながら長いスパンで成長しています。
株主も東証一部基準の2200人を越え、時価総額も60億円以上と東証一部基準の20億円を越えていますので、是非とも他の基準も早期に達成して昇格してくれないかと妄想中です。
それでは、輝かしい4345CTSの配当推移を。
配当金の推移(括弧内は分割考慮前)
2004年3月 6.67(8000)
2005年3月 5.75(6900)
(1:3分割)
2006年3月 10.75(4300)
2007年3月 15.25(6100)
2008年3月 16.75(6700)
2009年3月 12.50(5000)
2010年3月 15.25(6100)
(1:2分割)
2011年3月 39.0(7800)←※1
2012年3月 17.5(3500)
(2012年10月 1:100分割)
2013年3月 22.5(45)
(2013年12月 1:2分割)
2014年3月 31
2015年3月 33←予想
※1:記念配当5000円含むため、実質的に14.0(2800)
2164地域新聞社 3Q
2164地域新聞社から「平成26年8月期 第3四半期決算短信」及び「2014年8月期第3四半期決算補足説明資料」がリリースされています。
売上・営業利益・経常利益とも好調で、純利益が3Qの時点で既に期首計画を上回っています。保有銘柄の株価が軟調で気分が乗らないのでコメントはありません。
項目 1Q/ 2Q/ 3Q/ 4Q予
売上高 759/1,439/2,216/ 2,931
営業利益 54/ 90/ 141/ 150
経常利益 54/ 91/ 142/ 150
純利益 32/ 56/ 84/ 78
分析-7164全国保証
先日7164全国保証より「株主優待制度の導入に関するお知らせ」がリリースされて以来、株価も堅調な感じなのですが、週間東洋経済に掲載された記事も後押ししたのでしょうか。
【記事はこちら】
保証会社は融資元の金融機関の関連会社であることが多いと思いますし、実際私もバリュー投資を始める前に某地方銀行で住宅ローンを組んだとき、融資を受けた銀行と同じ名前の付いた保証会社にタップリと保証料をとられた記憶があります。
しかし、子会社が保証を引き受けることは、保証料をグループで取り込める一方で、リスクをグループに内包することになります。金融機関が全国保証と提携することでリスクの内包を避けることが可能になります。さらに、提携した金融機関が全国保証の株式を保有すれば、十分にリスクが分散された保証会社をグループに持つのと同じ効果をもたらすのではないでしょうか。
この都合のよいサイクルがもう少し続いてくれないかと妄想中です。