2014年2月のパフォーマンスとポートフォリオ
月次マイナス5.18%・年初来マイナス1.02%となりました(配当含む)。
2014年2月末現在のアセットアロケーションとポートフォリオは以下の通りです。
【日本株式】 96.01%←96.30%(先月末)
全国保証、エスクリ、CTS、プロトコーポレーション、ワッツ、イオンディライト、日本SHL、CDS、地域新聞社、朝日ネット、合計67銘柄(優待目的含む)
【外国株式】 3.99%←3.67%(先月末)
IBM他 合計8銘柄
【現金等】 0.00%←0.03%(先月末)
新規買い:なし
買い増し:アルトリアグループ
売り切り:なし
一部売却:なし
今月までの受取配当金の累計は、前年比46.1%増となりました。
先月に引き続き米国株を買い増ししたため、米国株比率が上昇し現金比率は低下しました。
※3月2日、銘柄の間違いを修正しました。
1Q-2198アイケイケイ
2198アイケイケイから「平成26年10月期第1四半期決算短信」「2014年10月期第1四半期決算(補足資料)」「株主優待制度の変更に関するお知らせ」がリリースされています。
いきなり売上が+12.2%、営業利益+26.1%とかっ飛ばしています。しかも、1Qにおける過去最高の受注組数を確保(資料7ページ)し、同時に自己資本比率も上がって(資料11ページ)、います。これは通期が楽しみです。
優待は東証一部指定時に追加された「古伊万里浪漫珍味セット」がなくなるようですが、100株以上1000株未満に関してはお菓子が1000円から1500円相当に変更になるようです。
引続き四半期ごとの業績を注視しながらホールドしたいと思います。
IR-2735ワッツ 東証一部指定
2735ワッツから「東京証券取引所市場第一部指定承認に関するお知らせ」がリリースされています。
昨年8月に東証二部に市場変更しましたが、思ったより早かった印象です。今期は月次も好調ですし、是非とも業績を伴ってマーケットでも大きく見直されて欲しいところです。
保有銘柄のIR
4666パーク24
1Q決算リリース。文句の付けようのない数字で、これで毎年増配してくれれば言うことないのだが、まだまだ成長のための投資をしている事を勘案するとしかたないのだろうか。
3834朝日ネット
3月4日付で貸借銘柄に選定された。
9449GMO
遅まきながら2月6日に通期決算及び決算説明会資料をリリース。全セグメントが増収だが、ネットメディアが減収、ソーシャル・スマホが赤字のため、今期はここら辺を是非頑張って欲しい。
年金による株式投資3
先日の年金運用についての私的妄想日記(【前々回の日記】、【前回の日記】)を書いたら、もったいなくも非公開でこのようなコメントを頂きました。
「リターンの高い小型株に兆単位のお金が流れ込んで大丈夫なのか」
「金額が大きくなるほど、アクティブ投資で(パッシブ運用との)それなりの差を出すのは難しくなる」
いやいや、申し訳ないです。私のつたない知識で適当に書いた記事なので、読者の皆様にも適当にスルーしていただいて良かったのですが、それなりの知識と意見をお持ちの方にコメントをせっかく頂きましたので、私の妄想の詳細を書いてみたいと思います。
まず、平成26年1月31日現在の東証の時価総額を見てみましょう。
市場第1部 431,693,051百万円
市場第2部 5,696,785百万円
マザーズ 3,572,073百万円
東京プロマーケット 4,932百万円
ジャスダックスタンダード 9,457,447百万円
ジャスダックグロース 437,527百万円
合計 450,861,818百万円
東証第2部・マザーズ・ジャスダック合わせて時価総額20兆円もないところに一気に兆単位のお金が流れ込んだら、確かにとんでもないことになります。しかし、例えば株式の運用枠が30兆円あったとしたら、何も30兆円一気に買う必要はなく、例えば年に1兆円ずつ買い付けても良いわけです。そのうち1000億円程度を東証第2部・マザーズ・ジャスダックに振り向けたとしても、時価総額の僅か0.5%程度に過ぎません。残り9000億円を東証一部の銘柄を買ったとすれば時価総額の僅か0.2%程度です。スクリーニングすると東証一部の中に3年連続増配している銘柄が200銘柄以上でてきます。スクリーニングに引っ掛からなくても、配当を増配・据え置きを繰り返して長い年月では増加させている会社もあるでしょう。最終的には、配当を伸ばしている銘柄が年金資金の投資先という認識が上場企業の間にも広まって、上場企業の株主還元への意識が強くなって欲しいなと思っています。
ま、所詮は素人の戯言ですので軽く流して下さい。私は政治家でも官僚でもないので、実現不可能なことはブログで妄想するだけにして、投資の腕を磨いて年金に頼らない経済力を身につけたいと思います。とはいえ、会社勤めのリーマンが老後の心配なく働ける世の中にはなって欲しいと思いますけど。