2012年6月のパフォーマンスとポートフォリオ
月次+6.57%、年初来+14.52%となりました(配当含む)。
2012年5月末現在のアセットアロケーションとポートフォリオです。
日本株式 94.49%←94.59%(先月末)
エスクリ、プロトコーポレーション、イオンディライト、
ワッツ、日本SHL、他40銘柄以上(優待目的含む)
外国株式 5.16%←5.38%(先月末)
IBM 他3銘柄
現金等 0.35%←0.13%(先月末)
日本株式は、謎の大盤振る舞い優待につられて4668明光ネットワークを新規買い、2169CDGと3654ヒト・コミュニケーションを買い増し、売却はありません。先月同様に上位5銘柄でポートフォリオの6割以上を占めています。。
外国株式は、売買なしでした。
かなりの銘柄の配当があり、6月までの累積受取配当金は前期比約10%増となりました。
配当と給料とボーナスで何を買おうか検討中です。
2196エスクリ 株主総会
2196エスクリの株主総会に出席してきました。前回と同じく、「中期経営計画に売上・利益だけでなくキャッシュフローも掲載して欲しい」「月次とまでは行かなくても、四半期ごとに売上や受注残高をリリースして欲しい」ことを要望しました。ま、スルーされるのは覚悟の上ですが。むしろ月次を出す暇もないくらい受注がきていると喜ぶべきかもしれません。
年配の投資家さんが2人ほど来ていて、出店ペースに対する不満や、総会で式場を見学させてほしいなどの意見を出している方がいました。確かにそれもありかもしれませんが、株主として大事なのは施設を見て満足することではなく、業績を上げ配当の源泉となるFCFを生み出してもらうことのはずです。そのビジネスに関しては向こうのほうが専門なので、「貴重な意見として参考にさせていただきます」なんて口で言っても、心の中で一蹴しているのは目に見えています。
というわけで、不満ぶつけ系の質問よりも経営陣の士気を高めるような意見や質問をしたほうが得だと思うのですが。
将来のための投資(八重洲事業所の増床など)が目先の開店準備費用としてのしかかり、結果として中期経営計画が若干数字が悪くなり、それを気にしてか決算発表後しばらく売り込まれてしまいました。しかし、断るようなペースで舞い込む注文をさばくための増床なので、4~5年後を考えればプラスだと思うのですが。
遅かれ早かれ、この慎重な開店ペースなら数年後はFCFを稼いでくれることでしょう。一兆円以上あるマーケットの中で、無理なダンピングをすることなく受注しながら、無理のないペースで出店し、多くのカップルの幸せを演出して対価を得てじっくりと成長して欲しいと思います。
バリュー投資を初めて8年になりました
バリュー投資を知り、本格的に株式投資を初めて8年になりました。
元手は僅かなスタート。種銭を作るところから始め、今のところの成績は8年で+55%、年率換算で5.6%。この間のTOPIXはマイナス30%以上ですし、預金金利もいわずもがなですので、少なくとも個別株投資をした意味はあったと考えています。
見た目の成績はそれほど大したものではないですが、運用成績がどん底だった2008年当たりに資金を投入できたことにより運用金額は自分としてはそれなりのものになりました。個人投資家としてはまだまだ小さな資産規模ですが、これは他人と比較してもしかたありませんので。
毎日IRと個人投資家のサイトを見ていると、フィナンシャルリテラシーがあるのが当たり前を前提に物事を考えてしまいますが、一般的なサラリーマンだと資産運用に関する意識も知識もまだまだ低く、知っていればどんどん差がつくと思います。どっしりと構える精神的に強い投資家さんに憧れますが、持ち前の気の弱さと短視眼的な思考でもそれなりにやってきたので、今後も日々の株価と四半期決算に一喜一憂しながら投資をしていきたいと思っています。
(参考)バリュー投資を始めてからの今までのパフォーマンスは以下の通りです。
2004年 -15%
2005年 +108%
2006年 -32%( +86%)
2007年 +15%( +1%)
2008年 -37%(+159%)
2009年 +10%( +17%)
2010年 +23%( +10%)
2011年 +13%( +6%)
2012年 +14%( +10%見込み)
※括弧内は受取配当金の前年比。資産を大きくすることと受取配当金を伸ばす投資を心がけているので、参考までに記載しております。
※配当・税金を含む。新規資金は毎月頭に入金したものとして計算。投資信託のパフォーマンス計算とほぼ同じ。
※2012年は6月22日現在。
四季報の通読
だらだらと四季報を読んでいます。
通読しながらいろいろな銘柄を発見したり、かつて投資していた銘柄を懐かしんだりと楽しいものです。投資してみたい銘柄もいくつか出てきましたので、ウォッチリストにいれつつ、ボーナスまでに研究してみたいと思います。今月は給料+ボーナス(出るのか?)+配当と原資があるので、つい気の緩んだ投資をしないように気をつけないと(汗)。
しかし、四季報CD-ROMを定期購読しているのですが、不在だと東洋経済さんに一度戻ってしまうのですね。担当の方が親切で即座に送ってくれましたが……。
IR-2487CDG 自己株式処分
大分日が過ぎてしまいましたが、6月8日に2487CDGより「第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ」「自己株式の処分に関する取締役会決議公告」がリリースされています。
自己株式の処分の方法としては、金庫株にする以外は消却・売出・ストックオプションの権利行使の見合・株式交換による買収・第3者割り当てによる資本提携などが考えられます。私は社員のインセンティブと株主利益につながればどんな処分をしても良いと思っていますが、社員にそれなりの対価を持って売却するのはかなり良いと思います。ストックオプションと違い、いきなり株主と同じリスクを背負うのですから。
ちなみに割り当て先の社員も開示されています。目を引くのが大株主にも名を連ねている社員の岸本好人さん、今回購入して75700株になるのですね。CDGの配当だけで200万円近く……素直にうらやましいです(笑)。