2011年3月のパフォーマンス
月次パフォーマンスはマイナス9.03%・年初来パフォーマンスはマイナス4.60%でした。
下方修正した主力銘柄のプロトコーポレーションはそのままホールドしています。エスクリを震災直後に6割ほど手放し、影響がほとんどない事を確認して少しずつ買い戻しています。8945日本社宅サービス、伊藤園第一種優先株式を買い増し、アイ・ケイ・ケイを新規買いしました。
ここしばらくの売買
結局大きく動かず、14日に少し売ってできたキャッシュポジションで2198アイ・ケイ・ケイを新規買い、8945日本社宅サービスと25935伊藤園優先株を買い増し。残念ながら相場や上がりそうな株を当てる自信はないので、今まで通りの投資を続けます。
本当に「高潔」なのかな?
すこしだけ売って、後はそのまま。株価下落をほとんどそのまま喰らいました。確たる根拠があるわけではありませんが、私は多少時間がかかっても復興する方に賭けます。そもそも「賭ける」などという言葉はバリュー投資家のセリフではないと思いますけどね。
海外メディアは日本人の震災時の態度を「高潔」「冷静」と褒め称えているようですが、建設株や仮設住宅関連の銘柄がストップ高するあたり、少なくともマーケットは高潔さとは無縁のようです。
それにしてもガソリンに長蛇の列とか、食料買い占めとか、もう少し落ち着いても良いと思うのですが。気持ちはわからないでもないですが、被災地でない人達がパニックになってしまったら、被災地の復興はますます遅れるだろうに。
東北地方太平洋沖地震
被災地の方々の無事を祈ると共に、志半ばに亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
地震発生時、私は都内の研修施設で試験中でした。帰りの移動車中、ニュースでことの重さを知り、慌てて実家に連絡しました。その際、インターネット網の意外な強さに驚きましたね。実家のIP電話(BBphone)へは一発でつながり、職場へも携帯からG-Mailを使ってスムーズにやり取りできました。自宅へ無事帰れてホットしてはいますが、まだ帰り着かない方や被災地の方の事を思うと胸が痛みます。
本当はプロトコーポの下方修正とか、タナベ経営の配当予想上方修正とか、日記に取り上げたいことは山ほどあるのですが、正直気持ちが株に向かないので、また後日にでも。
8945日本社宅サービス ストックオプション発行
8945日本社宅サービスが「新株予約権(有償ストックオプション)の発行に関するお知らせ」をリリースしています。権利行使価格724円のストックオプション270個(27,000株分・発行済み株式数に対し約1%)を一個あたり5,600円で発行するそうで、権利行使した場合の単元あたりコストは78,000円であり、株価が本日の675円より少なくとも15.6%以上アップしないと権利行使する旨味はありません。しかも権利行使期間は平成25年4月30日なので、ストックオプションを手にした取締役・監査役・従業員の皆様には、2年以内に株価を15.6%以上アップするように頑張って頂きたいものです。もちろん権利行使開始の今年5月にすぐ株価が上がっても良いのですが(笑)。