分析-(昨日の続き)3354チェルトが9787イオンディライトと合併
文句だけでなく計算してみました。
チェルト1株につきイオンディライト1.7株の割当が適当だと思うのですが。
イオンディライトはEPSは変わらないけどBPSは上昇するし、チェルト株主もBPSおよび配当性向は下がる(予想)けど東証1部上場+流動性向上ということでまあ許容範囲かなと。配当性向が30%になれば配当利回りは同じですからね。1.3株割り当てでは一方的にチェルト株主が不利です。
※株式数~純資産は平成22年度2Q決算短信より、売上高~純利益は平成22年度通期会社予想値を使用しています。上が今回の割り当てによる計算、下が1.7株割り当てたと仮定した計算になります。合併後の予想配当はイオンディライトの現在の配当性向20%を元に計算しました。
IR-3354チェルトが9787イオンディライトと合併
うーん、まさかの合併発表。存続会社は9787イオンディライトで、チェルト株式1株に対しイオンディライト1.3株の割り当てだそうです。市場価格(イオンディライト1276円に対しチェルト1393円で1.091倍、1.3倍は1658円)からすればありがたい話なのかもしれませんが、チェルトはイオンディライト比べEPSで倍以上で、時価総額に相当する現金性資産を保有することを勘案すればもうちょっとあってもいいんじゃないかと……。