4298プロトコーポレーション 2Q
今後は買い取りオークションなどが軌道に乗り、赤字の生活関連情報やその他事業が黒字転換すればかなり美味しいことになりそうです。
2006年10月のパフォーマンス
2006年10月の運用成績は月次マイナス5.97%、年初来マイナス31.18%となりました。だいこう証券ビジネスの下方修正が痛かったです。1Qが好調だったので今期もいけると考えたのですが、甘かったようです。しかも、売った後株価も何故か戻しているし……(涙)。
2006年11月のパフォーマンス
2006年11月の運用成績は月次マイナス6.23%、年初来マイナス35.47%となりました。
保有銘柄で決算を見たものに関しては一応全てホールドしています。プロトコーポレーションとプロネクサスの株価が軟調なため、この2銘柄のウェイトが高いマイポートフォリオはそのままパフォーマンスに反映していますが、両銘柄とも基本的に放置です。
来月正式に辞令がでそうなのですが、来年は長期の海外出張にいくことになりそうです。しかも、今時珍しくインターネットが使えない環境のため、売買はおろか決算をはじめ各企業のIRを見ることもできなさそうです。はてさて、どんなポートフォリオを残していくべきなのか、しばらく思案をすることになりそうです。プロト、ヒガシ21以来決算のレビューもしていないので、来週辺りから少しづつ感想などアップしたいなぁと思っていますが、軟調相場を目の当たりにすると「決算はいいのになぁ~」みたいな感じになってしまいそうです。でも、決算は経営陣や社員が頑張った成果ですから、しっかりと見て行きたいと思います。来年、それさえ見られない環境になったら、ちょっと寂しいでしょうね~ (^^ゞ
プロネクサスについて
8706極東証券中間決算がリリースされましたが、1Qに引き続き苦戦の様子が伺える中間決算となりました。特に収益の柱ともいえる債券トレーディング損益が振るわなかったことは痛かったですね。正直、この辺りは堅い商売だと考えていたので、見通しが甘かったです。
目先の環境は厳しいですが、配当方針を見直したことなどで長期保有の旨みはそれなりにあると思いますし、不動産証券化ビジネスの営業収益は順調に伸びています(2006年3月期中間:753百万円→今中間決算:1186百万円)ので、今のところは保有を継続するつもりです。
プロネクサスについて、akiさんから「プロネクサスは公開企業のディスクロージャー・IR支援大手で、上方修正は株主総会招集通知や有価証券報告書の好調さが要因です。期末が集中する3月は株価好調でしたから、株主数が増えていたのでしょう。~(中略)~プロネクサスの業績は3月時点の相場状況に大きく左右されるのではないか、という疑念が湧いてきます。つまり、今期が好調だからと言って、来期も安定的に成長するとは限らないのではないかと思うのです。」とakiさんのブログで指摘がありました。
相場環境がプロネクサスの収益にとってネガティブに働く最大の材料はIPO関係でしょう。IPOは相場環境に左右されると考えられますし、そうなると有価証券印刷やディスクロージャーの新規観客開拓の減少にダイレクトに結びつきます。さらに、akiさんの指摘されているように軟調な相場環境が個人株主数の減少につながり、収益悪化に直結することも十分考えられます。
それでも私がホールドしているのは、プロネクサスの場合一旦取り込んだ観客のリピート率が高いことや、企業の情報開示に対する要求が高まる現在の環境下では、相場環境の影響よりも先々の受注増に直結する可能性が高いと考えているからです。特に四半期開示が法制化されれば企業にとって大きな負担増です。特に開示内容の法的チェックなどを企業内部で全て行うことは至難の技だそうなので、今まで以上にプロネクサスに頼らなくてはならなくなると考えています。
7893プロネクサス中間決算
先日の上方修正の通りですが、売上高+15.3%、営業利益+29.6%、経常利益+27.7%、中間純利益+25.5%と好調でした。また、販売実績に占める有価証券印刷の割合は前中間連結会計期間7.1%に対し今中間連結会計期間6.5%と一段と小さくなりました。四半期開示法定化を控えていますし、今月からいよいよ役員持株会も開始ですね。
目先の株価はわかりませんが、企業の公正・迅速な情報開示への要求はますます高まると思いますので、当分はプロネクサスにとって追い風が吹くと考えています。また、(あくまでも想像ですが)スイッチングコストもそれなりにかかるでしょうし、仕事の質もライバルに比べて高いと各方面から伺っておりますので、ホールドの予定です。