FC2ブログ

「太陽光、設備廃棄に強制積み立て」のインフラファンドへの影響は?

 またしても、インフラファンドに逆風と思しきニュースです。今度は廃棄費用の強制積立だそうで。

----------(東京新聞TOKYO WEB より引用)----------
【太陽光、設備廃棄に強制積み立て 経産省、22年までに導入】2019年11月26日 19時48分
 経済産業省は26日、事業用の太陽光発電設備を対象に、将来の廃棄費用を事業者に強制的に積み立てさせる制度案を有識者作業部会に示した。使われなくなった太陽光パネルが撤去されず環境や景観を損なうことを防ぐ。パネルには鉛などの有害物質が含まれている。2022年7月までの導入を目指す。
 対象は、出力10キロワット以上で固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けた設備。売電量1キロワット時当たり1円前後の積立金を毎月、指定機関に支払う。積立金は廃棄時のみ取り崩せる。上場企業など一部の事業者は自社内での積み立てを認める。
(共同)
----------(引用終わり)----------

 はたして導入されるとどの程度影響を受けるのでしょうか。直近の利益額と売電量を参考に、売電量1キロワット時当たり1円前後の積立が必要と仮定してどの程度影響を受けるか計算して見ました。なお、当分は税の導管性が確保されるものとして、単純に純利益と比較しています。1割から2割程度と決して小さくないようです。
 導入されれば分配金や投資口価格への影響はそれなりにあると思います。しかし、あらかじめパネルの廃棄費用が加味された利益と分配になるわけで、不確定要素が一つ減る事になり、安定した利回りを望む投資家には朗報と言えるかもしれません。

20191127 インフラファンドと強制積立.gif

スポンサーサイト



テーマ : 投資日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

台風19号によるインフラファンドの影響-2

 先日の記事「台風19号によるインフラファンドの影響」をエントリーした時点で、被害状況の詳細がリリースされていなかったタカラレーベン・インフラ投資法人から「台風第 19 号による運用資産への影響に関するお知らせ(第 2 報)」がリリースされています。以下、内容を要約しています。

塩谷発電所・築西発電所・美浦発電所・匝瑳発電所 約1日の停電のち復旧、損害なし
つくば房内発電所 約1日の停電のち復旧、パネル3枚(発電所全体の0.03%)損傷
福島矢祭発電所 パネル180枚(発電所全体の2.30%)損傷、要修復
白浜発電所 1本の倒木(撤去済み)、損害なし

 現在も影響しているのは福島矢祭発電所(1327.36kw)ですが、ここは総発電量(71953.98kw)の1.8%であり、リリースには「2019 年 11 月期の運用状況の予想への重要な影響はありません。」と記載されています。
 そもそも投資運用戦略として、組入資産については「各発電設備に対し、火災保険、利益保険及び賠償責任保険を付すこと」とされており、影響は最小限ではないかと思われます。

テーマ : 投資日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

台風19号によるインフラファンドの影響

 台風による施設への影響が心配されるインフラファンドですが、各社のリリースを確認しました。

9283日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
 2019 年 10 月 15 日 13 時 00 分現在
 本投資法人が保有する全46物件について、本投資法人の運用状況に重大な影響を及ぼす物的損害等は発生していません。

9282いちごグリーンインフラ投資法人
 本日(2019.1015)現在、本投資法人が保有する全発電所において、人的被害、また発電設備に損傷等はなく、通常どおり発電および売電を行っております。今後、重大な被害等が判明した場合には、改めてお知らせいたします。

9281タカラレーベン・インフラ投資法人
 2019 年 10 月 12 日及び 13 日にかけて、近畿及び東海、関東、東北地方に被害を及ぼした台風第 19 号による本投資法人が保有する運用資産に対する影響に関しましては、現在確認中です。

9284カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
 S-20/CS丸森町発電所においては、10月12日19時頃より、現地一帯における停電の影響により発電を停止しています。現在、当該発電所への通行に支障が生じておりますが、早急な状況の把握に向けて、関係各所において対応を急いでおります。また、その他の各発電所においては、本日12時の時点で判明している限りにおいて、この台風の影響による報告すべき重大な被害は発生しておりません。

9285東京インフラ・エネルギー投資法人
 TI 牛久太陽光発電所(茨城県牛久市・パネル出力 2.2MW)において、地域の停電の影響により、10 月13 日未明から昼にかけて発電を停止しましたが、その後全面復旧し正常に稼働しています。その他の保有する太陽光発電設備ついては、現時点において、運用状況に重大な影響を及ぼすような人的被害及び太陽光発電設備への被害は発生していないことを確認しています。

9286エネクス・インフラ投資法人
1.高萩太陽光発電所(茨城県日立市、パネル出力:11,544.00kW)
 台風通過の 10 月 13 日午前 1 時 25 分頃、電力会社送電線が停止いたしました。その後、同日 14 時30 分頃復旧しております。緊急巡視の結果、発電設備に損害は生じておりません。
2.鉾田太陽光発電所(茨城県鉾田市、パネル出力:21,541.00kW)
 パネル約 30 枚(約 8kW)の破損、架台・金網フェンス若干数の破損を確認しております。
 上記影響による 2019 年 7 月 12 日付「2019 年 11 月期中間決算短信(インフラファンド)」にて公表している本投資法人の 2019 年 11 月期の運用状況の予想への重要な影響はありません。

 タカラレーベンがまだはっきりしてませんが、おそらく通常通りに発電は出来ているのではないかと考えています。全般的に見て、些細な範囲の影響に留まっています。これ以上の台風や災害なら、インフラファンドどころかあらゆる業種が影響を受けるでしょう。なお、エネクスインフラ投資法人のリリースをみて「パネルが30枚もやられてる!やっぱりインフラファンドなんかダメだな!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。同発電所のパネルは、81,288枚ありますので……。

テーマ : 投資日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

固定価格買取制度の終了 続報

 今回の固定価格買取制度の終了に関して、新たにカナディアンソーラーから6月13日付でリリースされています。
 アンダーラインを付しましたが、このリリースでは私が一番言って欲しかった事をハッキリと明記してくれました。要するに、将来的に売電価格の決定方法が変わったとしても、案件を一つ一つ投資利回りを考慮して取得すれば、制度や買取価格にかかわらず問題ないわけです。「毎年買取価格が変わる状態になったらどうするんだ!」という疑問もありますが、もはやその頃には火力等の他の発電方式と変わらない価格になっていると考えられます。そうなると、原料価格や為替に左右されずに安定したコストで発電できる太陽光が脚光を浴びるのではないかと妄想中です(やや個人的な願望が含まれています)。

【カナディアンソーラー・インフラ投資法人のリリース】
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の終了に係る一部報道について
~(中略)~
本投資法人が保有する太陽光発電所に適用される固定買取価格は各発電所毎に確定しており、影響はないと見ております。また、本投資法人のスポンサーが開発中のパイプライン案件において、同様にその固定買取価格には影響ないと見ております。
~(中略)~
 太陽光発電所の取得においては、本投資法人の配当利回りを十分考慮して行っております。入札制度を通じて売電価格が決定される場合においても、その方針に変わりはありません。

テーマ : 投資日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

固定価格買取制度の終了 続報

 今回の固定価格買取制度の終了に関して、新たにタカラレーベン・インフラ投資法人エネクス・インフラ投資法人からそれぞれリリースが出ています。どう見ても予想が付きそうな内容ですが、余程投資主からの問い合わせが多かったのでしょうか?

【タカラレーベン・インフラ投資法人のリリース】
固定価格買取制度の終了に関する一部報道について
~(中略)~
現行の本制度の下で既に買取が開始されている案件の買取が買取期間の途中で終了することはないと認識しております。
~(中略)~
今回報道のあった検討が進んだとしても、本投資法人へ影響するものではないと、本投資法人は考えております。

【東京エネクス・インフラ投資法人のリリース】
固定価格買取制度終了に係る一部新聞報道等について
~(中略)~
 本投資法人が現在保有している太陽光発電所 5 物件につきましては、いずれも買取電気事業者との電力受給契約において、20 年間を買取期間としてその終了時までの買取価格が固定されており、今般の報道にある様に固定価格買取制度が終了した場合においてもその影響を受けるものではないと考えております。
~(中略)~
 今般の報道にある様に将来固定価格買取制度が終了した場合においても、その終了の時期にかかわらず、本投資法人が現在保有している発電所への影響はないと考えています。



テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

Access Counter
プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR