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IR-7164全国保証 業績予想修正&中期経営計画

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より「2020 年3月期通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」「会社分割(簡易吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ」「全国保証株式会社 次期中期経営計画について」がリリースされています。
 下方修正は、資金調達にともなう手数料など、営業外費用が発生したそうで、大きな問題ではなさそうです。また、セディナ社の住宅ローン保証債務を事業承継ようです。こちらは収益に貢献しますね。
 さて、肝心なのは中計ですが、保証債務残高を毎年1兆円ずつ積み上げていくようで、営業利益は3年後に400億円を目指すようです。そして、今年度27%の配当性向を30%→33%→35%と引き上げ、中計最終年度には144円と10年で7倍近くにする予定のようです。上場初日の始値508円(※分割を考慮)で購入した場合、計画通りなら10年間の受取配当総額は862.5円になり、元本以上を配当で回収した上に事になります。こんな会社ばかりだと良いのですが。
 

【7164全国保証:配当の推移】
2012(H24)/3 4(800)
-----2012(H24)/9 1:100 分割
-----2012(H24)/12 上場
2013(H25)/3 予17(34)→予20(40)→21.5(43)
-----2014(H26)/3 1:2 分割
2014(H26)/3 予22(44)→修28→30
2015(H27)/3 予32→修44→48
2016(H28)/3 予51→55
2017(H29)/3 予55→修61→62
2018(H30)/3 予74→修79→80
2019(H31)/3 中計80→予82→87
2020(R02)/3 中計86→予90→修95
2021(R03)/3 中計111→?
2022(R04)/3 中計129→?
2023(R05)/3 中計144→?

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ジャンル : 株式・投資・マネー

IR-7164全国保証 新生銀行と業務提携 他

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より2月7日付で「株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」「劣後特約付ローンによる資金調達に関するお知らせ」「格付取得に関するお知らせ」、3月5日付で「株式会社新生銀行との保証業務開始のお知らせ」がリリースされています。これらのリリースは、全国保証の今後の成長に寄与することが予想され、ホルダーとしては見逃せません。

全国保証がどんな会社かわからない方→→→→こちらをクリック
※2012年に全国保証を買った時の記事です。
 
 まず、「株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」は、東和銀行の100%出資子会社の東和信用保証株式会社を取得するもので、今後の東和銀行が貸し出す住宅ローンはほぼ全て全国保証が保証することになり、おそらく今までの貸し出し分(2019年9月期末:324,090百万円)もそのまま残高に上乗せされます。

 そして、何と言っても目玉が「劣後特約付ローンによる資金調達に関するお知らせ」「格付取得に関するお知らせ」です。
 全国保証が金融機関と提携し契約をとるためには、何と言っても保証能力を財務の堅牢さで示す必要があり、その為に配当性向を適正に設定し内部留保に努めてきました。私が購入した2012年当時は17%くらいだった自己資本比率も、現在は40%となっています。今回のローンは劣後特約付なので、格付け機関により資本性評価75%が付与されています。つまり、資本金に組み入れることができ、株主資本比率をさらに引き上げることができます。

 同時に、このローン債権にAマイナスの格付けが付与されています。これは、提携先の銀行が住宅ローンの貸出をする際に、全国保証の保証を付ければ、その住宅ローンにAマイナスの格付けが付与されるのと同じ事になります。
 基本的に、各金融機関は住宅ローンの保証会社を子会社として傘下にもっており、その金融機関が取り扱う住宅ローンの保証はその保証会社が引き受けます。銀行は金利をとり、保証会社は保証料をとりますから、銀行からしてみれば保証料は「金利の上乗せ」となります。仮に全国保証と提携していても、その銀行の住宅ローンの中で保証をしづらい案件(例:未進出の地域の顧客の分など)を全国保証で保証してもらうケースが多かったようです。
 しかし、今回のリリースでちょっと様子が変わりそうです。
 一般によく知られているバーゼル規制(BIS規制)では、銀行は規制上の自己資本比率を8%以上にすることとされ、その計算上で分子であるリスク資産は、それぞれの資産にそれぞれのリスクウェイトを乗じて合計します。国債などは0%、事業法人などは格付けによって変わります。個人の住宅ローンの場合、担保評価を超える金額の債権は75%、それ以下のものは35%として計算します。
 ところが、これを金融機関傘下の保証会社ではなく、格付けAマイナスを取得した全国保証が保証した債権になると、リスクウェイト75%で計算する必要があった住宅ローンを50%として計算することができます。結果的に分子を小さくできるため、規制上の自己資本比率を上げることができるのです。現在、住宅ローンは税制の影響もあって目一杯貸しているケースも多いそうで、この部分に関しては確実にメリットが発生します。

規制上の自己資本比率=自己資本÷(債権額×リスクウェイト%※) 
※リスクウェイトの%を下げれば、規制上の自己資本比率を上げることができる

 また、担保能力に余裕のあるリスクウェイト35%の債権に関してはメリットがなさそうに見えますが、今後、全国保証がAAマイナス以上を取得した場合、全国保証が保証する住宅ローン債権のリスクウェイトを20%として計算できますので、金融機関にとって全国保証に保証させるメリットが増大します。逆に、上場もしておらず、たった一つの銀行の住宅ローンのリスクを一手に引き受けている銀行子会社の保証会社が、格付けを取得するのは難しいのではないでしょうか。おそらく、今後も同様の資金調達をして、さらに高い格付け取得を狙っていると思われます。
 このリリースをみて、大きな金融機関が乗ってくるんじゃないかと思っていたところ、早速「株式会社新生銀行との保証業務開始のお知らせ」がリリースされました。新生銀行は住宅ローン比較では必ず話題になるくらい知名度も高く、1,153,047百万円の住宅ローン残高がありますが、今後、新規貸出分を少しでも全国保証の保証にしてくれればとてもいい事になるのではないかと妄想中です。

 個人株主を増やすため、優待も総会のお土産も充実、事業報告書も毎年見やすくなっています。しかし現在の株価は4000円を割っており、予想PER10倍前後となっています。10年以上保有するぐらいの気持ちなら割安だと思うのですが(涙)。

※当たり前ですが、投資は自己責任でお願いします。

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3Q-7164全国保証

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より「2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」「2020年3月期 第3四半期 決算短信補足資料」がリリースされています。
 
 前期比で、営業収益+8.2%、営業・経常・純利益+6.2%・+7.1%・+8.6%とそこそこ順調です。
 保証債務残高は順調に増加し、代位弁済金額は低位で推移、新規保証実行件数・実行金額は前年比若干のプラス、提携先は合併の影響で9金融機関減少(※1)、保証債務残高も着実に積み上がり、間もなく今期目標の13兆5370億円に届きそうです。
 「営業収益」と来年度以降の収益源となる「長期前受収益」が前年度比プラス(※2・3)であれば、多少減速していても成長の持続は可能と考えられます。また業績予想は過去の実績から最悪の事態を想定しているため、常に堅めの数値となっています。
 今回は、「住宅ローン債権信託受益権(RMBS)を購入、長期貸付金として計上。」しているのが目玉ですね。資産運用の一環でしょうか。また、「第3四半期会計期間の新規保証実行件数および実行金額は、相次ぐ自然災害や、消費税率引上げ後の消費者マインド低下による住宅市場の落ち込みにより、前年同期比で減少となった」そうです。その中でもきちんと長期前受収益を積み上げています。
 全国保証は2012年12月の上場時に購入し、その後の上げで3分の1ほど売却し、残りを今日まで保有しています。
※1 5機関と契約締結、合併等で14金融機関の減少、トータルで741機関9機関の減少となっています
※2 キャッシュフロー計算書の「長期前受収益の増減額」参照
※3 前受収益の増減は1年以内に計上されてしまうので考慮しません。

2010年4月1日~2011年3月31日 +5,125百万円
2011年4月1日~2012年3月31日 +6,962百万円(2Q時点で+3,049百万円)
2012年4月1日~2013年3月31日 +8,041百万円(2Q時点で+3,849百万円)
2013年4月1日~2014年3月31日 +7,873百万円(2Q時点で+3,718百万円)
2014年4月1日~2015年3月31日 +6,602百万円(2Q時点で+2,965百万円)
2015年4月1日~2016年3月31日 +10,633百万円(2Q時点で+4,565百万円)
2016年4月1日~2017年3月31日 +11,241百万円(2Q時点で+5,612百万円)
2017年4月1日~2018年3月31日 +11,053百万円(2Q時点で+5,519百万円)
2018年4月1日~2019年3月31日 +7,170百万円(2Q時点で+4,007百万円)
2019年4月1日~2019年12月31日 +3,438百万円(2Q時点で+2,747百万円)


【7164全国保証:配当の推移】
2012(H24)/3 4(800)
-----2012(H24)/9 1:100 分割
2013(H25)/3 予17(34)→予20(40)→21.5(43)
-----2014(H26)/3 1:2 分割
2014(H26)/3 予22(44)→修28→30
2015(H27)/3 予32→修44→48
2016(H28)/3 予51→55
2017(H29)/3 予55→修61→62
2018(H30)/3 予74→修79→80
2019(H31)/3 中計80→予82→87
2020(R02)/3 中計86→予90

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IR-7164全国保証 中間株主通信

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より「第40期中間株主通信」が届きました。いつもサッと読み流しているのですが、今回「株主コミュニケーション」(7ページ目)に私が株主総会でした質問が掲載されていました(笑)。
 一番下の「株主優待や個人投資家向けの説明会を行う理由はなんですか?」という質問です。

20191205 全国保証[1].jpg

 わかりやすくするためだと思いますが、だいぶ割愛されているので補足します。
 総会当日は「上場以来業績も好調で、株主もかなり多いのに優待や総会のお土産などを実施し、IRなどに積極的に取り組んでいるが、目的は何か」という事で質問させていただきました。東証一部上場基準を大幅に上回る株主数を確保しているし、優待やお土産を廃止して多少個人株主が減っても、必要な株主数は確保できるのではないかと考えて質問したのです。特に、総会のお土産は全体的に廃止の方向ですし。
 それに対し、全国保証としては「個人株主の比率が7.37%と低いので、さらに比率を上げていきたい」と考えて優待を用意したりIRを積極的に実施しているそうです。なかなか個人投資家の注目を集めるような業種ではないと思いますし、個人株主の比率を上げるためには、株主優待で関心を集め、長期保有に結び付いた方が良いのかもしれませんね。

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2Q-7164全国保証

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より「2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」「2020年3月期 第2四半期 決算短信補足資料」がリリースされています。
 
 前期比で、営業収益+8.5%、営業・経常・純利益+6.8%・+7.7%・+6.7%となり予想を上回りました。
 保証債務残高は順調に増加し、代位弁済金額は低位で推移、新規保証実行件数・実行金額は前年比若干のプラス、提携先は合併の影響で9金融機関減少(※1)、保証債務残高も着実に積み上がり今期は13兆円を超えています。
 「営業収益」と来年度以降の収益源となる「長期前受収益」が前年度比プラス(※2・3)であれば、多少減速していても成長の持続は可能と考えられます。また業績予想は過去の実績から最悪の事態を想定しているため、常に堅めの数値となっています。
 全国保証は2012年12月の上場時に購入し、その後の上げで3分の1ほど売却し、残りを今日まで保有していますので、間もなく保有7年になります。
※1 4機関と契約締結、合併等で13金融機関の減少、トータルで741機関9機関の減少となっています
※2 キャッシュフロー計算書の「長期前受収益の増減額」参照
※3 前受収益の増減は1年以内に計上されてしまうので考慮しません。

2010年4月1日~2011年3月31日 +5,125百万円
2011年4月1日~2012年3月31日 +6,962百万円(2Q時点で+3,049百万円)
2012年4月1日~2013年3月31日 +8,041百万円(2Q時点で+3,849百万円)
2013年4月1日~2014年3月31日 +7,873百万円(2Q時点で+3,718百万円)
2014年4月1日~2015年3月31日 +6,602百万円(2Q時点で+2,965百万円)
2015年4月1日~2016年3月31日 +10,633百万円(2Q時点で+4,565百万円)
2016年4月1日~2017年3月31日 +11,241百万円(2Q時点で+5,612百万円)
2017年4月1日~2018年3月31日 +11,053百万円(2Q時点で+5,519百万円)
2018年4月1日~2019年3月31日 +7,170百万円(2Q時点で+4,007百万円)
2019年4月1日~2019年9月30日 +2747百万円(2Q時点で+2,747百万円)


【7164全国保証:配当の推移】
2012(H24)/3 4(800)
-----2012(H24)/9 1:100 分割
2013(H25)/3 予17(34)→予20(40)→21.5(43)
-----2014(H26)/3 1:2 分割
2014(H26)/3 予22(44)→修28→30
2015(H27)/3 予32→修44→48
2016(H28)/3 予51→55
2017(H29)/3 予55→修61→62
2018(H30)/3 予74→修79→80
2019(H31)/3 中計80→予82→87
2020(R02)/3 中計86→予90

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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