ザイ・オンラインの記事をご覧になった方へ

 昨日、私の投資法がザイ・オンラインの記事としてアップされましたので、それを見てこちらに来られた方もいらっしゃると思います。今回のエントリーはそういった方々へのご挨拶として投稿いたします。

 私は2004年に投資を始め、2005年に楽天ブログ、その後こちらのFC2ブログやツイッターで自分の投資銘柄や成績などを公開しながら投資を続けてきました。紹介いただいたとおり、バリュー投資からスタートし、一応ビジネス分析や成長株投資などに挑戦し、最終的に増配銘柄の長期保有という現在の手法に行きつきました。マイ月末にポートフォリオを公開していますが、増配銘柄のみならず無配の銘柄や直近に上場した銘柄などにも投資しております。ここ数年の株高で、受取配当のみならず資産額もそれなりに伸ばすことができました。

 誤解のないように書いておきますが、保有銘柄の例として5銘柄、全国保証・エスエムエス・トランザクション・ベネフィットワン・ゲンキーが掲載されており、何倍にも値上がりしたとの記述があります。間違いなくこれらの銘柄は保有しておりますが、この5銘柄の陰には買ったけどイマイチパフォーマンスが冴えない銘柄、上手く行かなくて撤退した多くの銘柄があります。それなりに投資していた銘柄に関してはブログに記載していますが、中には1~2単元だけ購入し、しばらく持っていたものの売却したものもあります。つまり、未だに続く多くの失敗の上で、保有銘柄のなかにこういった銘柄が出てきただけのことです。加えて、全国保証以外は優待銘柄として他のブログに紹介されていたものを購入したり(トランザクション、ゲンキー)、個人投資家さんとのオフ会のなかで話題になったものだったり(エスエムエス、ベネフィットワン)と、現状投資銘柄の8~9割方はネット&リアルでの情報交換の中で知った銘柄である事も申し添えておきます。

 増配銘柄の投資は、個人投資家の手法としては取り入れやすいと思いますが、当然ながら株式はリスク商品であり、株式投資にはそれなりにリスクコントロールが必要ですので、その点はデイトレードを始めとした多くの投資方法と変わらない事を忘れないようお願いいたします。
 その上で、自分としても何らかの形で個人投資家の方のお役に立てたらと考え、今回の取材で資産額を含め公開させていただきました。以上を理解頂き、時々ブログをのぞいて頂いたら何よりです。

2017年3月 立川 一

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読める配当、読めぬ株価・物価・為替

 企業業績の回復と保有銘柄の旺盛な株主還元姿勢のお陰で、受取配当金が好調です。3月は単月で+15%以上、年初来の累計で+10%以上行きそうです。保有銘柄が期首予想通りの配当を出してくれれば、今年は+12~13%くらい行くのではないかと早くも皮算用しています。そうすれば、投資を開始してからの配当増加率の相乗平均は25%~30%くらいになり、目標である平均して20%以上の目標は今のところ継続できそうです。
 有難いことに、配当はある程度読めます。多少の修正は複数銘柄を保有することで相殺され、銘柄によっては連続増配してくれます。もちろん私は配当金収入による経済的自立を目指していますが、ここで問題となるのは物価や為替が読めない事です。
 リーマンの私の現在の生活スタイルを大きく変えないと仮定します。普通の生活を営むなら300~500万円、少し余裕のある生活を営みたいのであれば600~800万円くらいの配当金収入があれば良いのかもしれません。確かに、日本はここ数十年間は物価もある程度安定し、諸問題はあれどインフレに悩む諸国と比較すれば平和な経済状況だったように思います。しかし、今後為替や物価がどのように変動するかは、誰にも言えません。物価が2倍になれば配当が同額でも半減したのと同じです。多くを貿易に頼る日本では、為替相場も無視できません。
 配当金生活を送っておられる方は、その辺をどうやって解決しているのかが非常に疑問です。もちろん、これは個々の状況や生活スタイルと密接な関係があり、「人がどうやっているが」で答えを得るつもりはありません。「自分はこういう考えでこうする」が大切なので、自分で考えてゆくつもりです。
 例えば、持家があれば家賃の上昇とは無縁です。畑を持っていて多少の収穫があれば、食糧の物価上昇を多少はカバーできます。貴金属を保有するのも手かもしれません。経済的自立を目指すということは、資産を大きくすることだけでなく、こういうことを解決していくことなんだなと最近強く思います。配当金である程度経済的自立が可能な人でも、完全無職状態ではなくセミリタイアを選択するのは、ただ単に社会の接点を持つということだけでなく、インフレヘッジを含んでいるのかもしれませんね。
 資産運用でインフレに何とか対抗しようと目論むのは危険だと思っています。バリュー投資を志して13年間、相場が読めたと感じた時は一度もありません。あくまで基本は読める配当金で経済的自立です。読めない要素は一つでも少なくした上で、読めない要素をフォローする方法を確立しなくてはならないと思っています。資産運用の成果は、あくまで副産物だと思っています。

 今回のエントリーは議論したり答えを得たくて書いたわけではなく、現在の自分の妄想を述べただけですので、ご了承ください。

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分散投資

 四季報が届いたので早速見ているのですが、さすがに右肩上がりのチャートが掲載されているページがここまで多いと、何となく調べる気が失せています。もちろん、私は自分の気持ちに正直な売買を心掛けていますし、何より無理に売買する気もないので気楽です。高パフォーマンスの他の投資家さんは羨ましくてしかたないですが、勝負する気もないので。
 個人投資家がポートフォリオを組むのに分散か集中かという話が良く出ますよね。まあ、一銘柄の一単元くらいしか投資資金がない場合は集中投資にならざるを得ませんが、私は2銘柄以上買える資金を持ったらその時点で複数銘柄に分散します。
 理由はいくつかあります。まず、個人投資家がある上場企業について知ることができるのは、開示情報を含めて本当に僅かなことです。その僅かな情報さえ信頼に値するかどうかも疑わしい場合がありえます。それが投資したたった1銘柄にぶつかる可能性は否定できません。
 おそらく集中投資の方が投資の効率が良いと信じられている最大の理由は、集中投資をした数多くの個人投資家さんのうち、成功した少ない人の華々しい成果がネット上で報告されているからだと思います。しかし集中投資を推奨する成功した投資家の陰には、ネット上で報告されていない多くの失敗した個人投資家さんがいると私は推測しています。私は銘柄選択ミスのない投資をできる自信はありませんので、分散投資を継続します。

 主力の4銘柄に結構偏ったウェイトをかけているポートフォリオを組んでいる私が言うのもなんですが。

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優待株投資家の強み 2

 先日、「優待株投資家の強み」というエントリーを書いておいて、なんと強みを書き忘れたまま終わってしまいました。
 優待株を保有して思ったことは、予想以上に継続保有に対する訴求力があることです。これは良い銘柄ならいいのですが、当然株主にとって良くない銘柄を保有し続ける危険な力でもあります。ストレートに言えば「優待あるしいいか~」みたいな。
 同時に、優待に関して企業の狙いを正しく理解した場合や、優待をきっかけに保有した銘柄が思いのほか企業として魅力がある場合は、投資家にとって大きな利益になることもあります。私も保有銘柄でテンバガーを実現したのはファンダメンタルを切り口にして購入した銘柄ではなく、優待目当てでバスケット買いした銘柄のなかから登場しました。
 残念ながら「これ、優待があるから株主確保できてるようなものだろ~?」という銘柄もありますが、それでも優待のお陰で下値抵抗力に強いこともしばしばです。真面目にファンダを分析したけれど相場で憂き目にあうよりも、優待目当ての方が投資家として生きながらえる可能性もあります。
 そして優待は人間の不合理な部分を突いた制度だということを正しく理解すれば、優待株投資は億万長者になる可能性を秘めているかもしれません。もちろん私は、不合理一直線届いた優待に喜んでいるだけです。

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優待株投資家の強み

 先日「増配株投資家の強み」というエントリーで、私の投資銘柄配分はおおよそ「増配7・山っ気2・優待1」のような話をしましたが、私の優待株投資について考えを少し書いてみたいと思います。
 私は単純に優待をもらえて嬉しいほうなので、投資を始めたころから何時か優待株を沢山持ってみたいなと思っていました。それに優待株の利回りはバカにできないものがあるし、意外と下値抵抗力があり、2008年頃にまとめていくつか買いました。しかしながら、その後業績の悪化で改悪廃止も相次ぎ、売ったところその後優待も株価も復活したりと、優待株の投資の難しさも思い知りました。

 優待を株主還元の公平性から疑問視する声もあります。もっともな意見だと思いますが、日本は個人に株式投資が普及していないのにも関わらず、上場維持や昇格に一定数の株主を確保する必要性があります。当然、上場企業が個人に保有を訴求するため、内容的に会社の事業内容と関係なくても株主優待を導入するでしょう。優待にかかるコストは、株主確保費用というか、上場維持費用と言えますね。
 タダ取りも自分ではやりませんが、これも証券会社の利益と株主数を確保したい上場企業の思惑が一致している以上、止むを得ないでしょう。証券会社が積極的に売り込むのはどうかと思いますが、私はこういったことも取引の活発化と一定数の企業の上場に寄与しているのかと理解しています。もし優待が全面的に廃止され、上場企業が一気に減ってしまったら、上場コストや取引コストは一気に上がり、それは個人投資家にも跳ね返ってくるでしょう。
 では、金融庁が「みんなで株を買おう!」とか言い出しても、NISAや確定拠出年金のように「貯蓄から投資へ」さっぱり向かわない数々の政策の二の舞になることは間違いないでしょう。むしろ、こういう未成熟の状態の方がひずみが生じやすく、ファンダメンタルに賭ける投資家にとっては好都合ではないでしょうか。

 ということで、私は金券を中心とした消極的な優待株投資家として、毎年クオカードを始めとした換金性の高い、現金に近い優待をもらい、あるいは優待券・優待品をどんどん現金化しています。正しく計算したわけではありませんが、ホールドしている分に関しては優待株のパフォーマンスが意外と良いのが複雑な心境です。

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。

株式投資を始め、バリュー投資に出会うことができて、本当に運がよかったと思っています。これからも長く地味に投資を続けて行きたいです。

投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。

日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。

投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。

どうぞよろしくお願いします。

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