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9318JBへの投資を撤退しました

 投資先の企業再生を推進することによってリターンを得るビジネスモデルであると信じて投資を継続してきた9318ジェイブリッジですが、先日のニュースリリース(時価を大幅に下回る第三者割当増資)を見てようやく撤退を決めました。最終的に買値より約70%のドローダウン、言うまでもなく1銘柄あたりの損失は率的にも金額的にも最大規模になりました。今年の上半期のマイナスパフォーマンスの大半を稼ぎました。

 JBへの投資の最大の敗北原因は、(1)自分の銘柄分析に対する過信(2)失敗を認める事に対する抵抗からの撤退の遅れの2点に尽きます。投資先の株高(それも演出された)に支えられた業績が今後も継続すると過信した自分の分析の甘さ、そしてライブドアショックや投資先の業績不振に起因する株安による業績の大幅下方修正が十分予想できたにもかかわらず撤退を決心できなかったことなど、反省しきりの投資でした。

 自分のブログに前向きな分析を記載したこと、私のブログを見て購入したという方もいたこと、そして自分の撤退の決心が遅かったことから、正直なところ非常にブログには書き辛かったのですが、やはり昨年の上昇相場体験が過信を生み撤退の勇気を失わせたことは認めなくてはなりません。今日の日記の公開は顔から火が出そうなくらい恥ずかしいのですが、自分自身の戒めとしたいと思います。

 実はもっと恥ずかしい話をしますと、ジェイブリッジより大きな損失を被った銘柄があります。バリュー投資を知る何年も前の話になりますが、日本アムウェイでした。

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テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

決算発表が続く

 その後も次々と保有銘柄の決算発表があり、毎日忙しく見ています。
 最近は初歩的な会計の本をヒマさえあれば読んでいるのですが、以前よりも決算短信からいろいろなことが見えてきて楽しいですね。最近は職場の後輩と一緒に見たりしています。日々マーケットが気まぐれにつけている値段よりも投資先の状況をよくつかむ事の方が余程大事……と頭では分かっていても、マイポートフォリオの時価総額は気になるもんです(泣)。
 9318ジェイブリッジは凄い状況になっていますね。ビジネスモデルは怪しいながらも面白いと思ったのですが、軟調な相場の中では砂上の楼閣でした。悔しいですが、反省の多い投資になりそうです。

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3Q決算続々

 しばらく職場に遅くまで残る日々が続きました。今日も休みなのですが午後から自主出勤しなくてはなりません。季節柄3Q決算が次々と発表され、持ち株の中ではジェイブリッジやシステムズデザインの3Q決算が出ています。まだ詳しく見ていないのですが、単純に数字だけ見ると通期の達成が微妙なセンに見えますが、どちらも昨年度下半期で稼いでいます。
 四半期ごとの決算で株価の反応が大きすぎるという声も聞かれますが、投資をする以上は決算を参考にするのは当然で、それが1年毎なのか3ヵ月後毎なのか、はたまた数年単位なのかの違いだと思います。『この決算を見て他の投資家はどう動くか』で行動するのは考え物かもしれませんが、逆にそれを利用して上手く買い付けたりするのもいいと思います。1Qや3Qが良くても反応が鈍い銘柄を買うのも手だと思いますし、昨年は売上や営業利益が絶好調でも減損の影響で1Qの純利益が良くなかった銘柄を安く買えたケースも多かったのではないでしょうか。私は残念ながらできませんでしたが……。

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保有銘柄のニュース

 しばらく風邪でダウンしていましたが、その間に保有銘柄のニュースがいろいろと出ていました。

 9318JBは昨年末機動建設工業の保有株式をタスコシステムに一部売却していたようですね。タスコシステムは機動建設工業の株式100万株を保有し第4位の大株主、機動建設工業もタスコシステムの株式3750株を保有し第5位の大株主となっています。今後どのような提携の効果が発揮されるか注目したいと思います。
 2746アインMは分割発表。一昨日の乱高下はインサイダーでしょうか?

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9318JB

 保有株も管理人も成長株のAKIさんのブログに取り上げていただいて、この2日間のアクセスが急上昇してしまいました(笑)。訪問いただいた皆様、ありがとうございます。大したことは書けませんが、ぼちぼちやって行きたいと思います。

 現在の保有銘柄に9318ジェイ・ブリッジ(以下、JB)があります。
 この銘柄はバリュー投資ブログではもちろんのこと、成長株ブログでもあまり見かけないような気がします。今年は3回も上方修正しているにもかかわらず予想PER12倍前後をフラフラしており、市場評価は今ひとつです。理由としては……

(1)今期積み上げる利益の大半は証券売却益であり、今後も成長は市況次第である可能性が高いため、成長性は懐疑的である。
(2)投資先自体がどうみても財務面も収益面も怪しすぎ、本当に再生できるのか非常に不安。
(3)配当よりも内部留保によってさらに投資事業を推進する資本政策のため、株主還元を重視する投資家には不評。

 JBは『コメルツバンク・サウスイースト・アジア(以下、CBSA)日本投資先バリューアップ担当会社』という印象を受けます。それはトランスデジタル(以下、トランスD)等、主な投資先の大株主の状況を見ればすぐにわかります。数字は2005年9月、カッコ内は2005年3月の分です。JBが新株引受権を権利行使していることと、8月のJB増資の影響から若干の変化はあるものの、小杉産業などCBSAグループ内で60%くらい持っている計算になります。

9318ジェイブリッジ
 CBSA 19.7%(23.0%)
6838多摩川電子
 JB 17.7%(17.7%)
 CBSA 12.9%(13.9%)
9712トランスD
 CBSA 22.6%(24.8%)
 JB 10.6%(9.8%)
8146小杉産業
 CBSA 14.8%(23.6%)
 JB 40.4%(20.2%)
 トランスD 5.4%(7.7%)

 過去のJBやその他の銘柄のBS、PLをチラ見したかたならわかると思うのですが、バリュー投資家ならきっと投資は遠慮するような会社ばかりだと思います。当然、JBが資本参加する以前の業績や株価水準はいわゆる「ボロ株」「低位株」と呼ばれるものに属する状態であったはずです。四季報を見ても黒い三角があまりついて欲しくないところにチラチラ目立ちます。
 JBの中核事業である投資事業は、『資本注入→経営関与→再生→市場評価の向上による投下資金回収→グループ企業として連結利益に寄与』というプロセスだと認識しています。特に債務が多く金利負担の大きな企業や非効率な経営体質のため業績不振に陥っている企業の場合、資本注入による財務改善や、ストックオプションなどによる業績へのインセンティブを働かせることによってある程度の水準までは容易に再生が可能であると思います。乱暴な言い方をすれば、とりあえず資金注入して金利負担をゼロにし、不要な資産を売却させて利益を出させることも可能だと思います。この時点で、上場会社であればある程度の株価の回復が見込めると思うので(とりあえず「赤字&無配」→「黒字&復配」ですから……)、投資資金を回収し、その資金を次の再生案件に振り向けるサイクルですね。例えばトランスDなどはJBが投資した資金は既に回収済みで、尚且つ株式を10.6%も保有しています。
 現時点でも(低迷している多摩川電子はともかく)、小杉産業やトランスDなどを売り抜ければCBSAは莫大な利益を得るはずです。

 ここからは私の想像ですが……。

 CBSAがJBの株式を2003年当りに取得したとすれば(未確認です)、当時のJBの株価は40~202円でしたから、50円配当を実施すれば2~3年で元が取れてしまうかも知れませんね(笑)。仮に今売り抜けても持ち株の10%も売却すれば元は取れてしまうでしょう。しかし、CBSAの利益を最大化するにはJBが上記の資金回収サイクルを活用しながら次々と投資先を開拓し、連結EPSを極大化させた上で配当を実施する、一部昇格するなどして投資家の支持を得て市場の評価を得ることです(早い話がJBの株価が爆発的に上がるってことですけど)。EPSを極大化するためにはグループ内のキャッシュの流出を少しでも押さえ、投資事業に必要な資金を確保して効果の高い案件を次々に開拓して連結することです。ちょっと話はずれますが、機動建設工業やトランスデジタルがグループ内にあることで設備投資やIT投資関係にかかる経費がグループ外に流出しないのも良いですね。例えばトランスDなど、どこのオフィスでも絶対に必要なレーザープリンタやコピーのトナーの販売までやっていますから。→トランスD:サプライサービスのページ

 JBは2004年5月に多摩川電子の株式を購入したのを皮切りに、2005年12月29日現在で投資額154億円に対し、時価+売却益で490億円、投下資金に対し200%以上の利益(含み益+売却益)を得ています。また、次年度の業績予想は証券売却益は含まれておらず純粋にグループ企業の売上・利益の連結のようです。従って、これに売却益が加算されてくるわけです。
 グループ企業の再生が上手くいっているかどうかは投資先の再生進捗状況を見ればわかりますし、安易なリストラを実施せずに既存の経営資源をフル活用して再生に取り組み、投資成果を得ながら回収した資金で次の投資を行うサイクルはこれまでの状況を見ても案外上手くいくのではないかと思い、且つ低PERなので(やっぱりこれですが)投資してみました。

 正直、「多摩川電子、本当に再生できるのかなぁ?」という疑問はあるのですが……。

 最後になりますが、今年一年訪問いただいた皆様、ご指導いただいた方々、銘柄選択のヒントを与えてくださった多くのサイト&ブログの管理人の皆様、本当にありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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