四季報の通読2018年第3集

 今回も3日間かけて通読しました。
 1日1300銘柄で3日と計画し、最後は今日が休みだったので遅い昼食をステーキガストでとって、そのままドリンクバーで粘りながらの通読になりました。昼少し過ぎのステーキガストは閑散としていて静かで、読書的な事にはもってこいでしたが、流れている音楽がジャズだったので何回か手が止まってしまいました(笑)。最終的に気になる40銘柄に付箋を入れ、そこから12銘柄に絞って持ち帰りました。半分は昔から知っていたけど触ってない銘柄、半分は殆ど知らないか名前くらいは知っているけどという銘柄で、やはり毎回見ているつもりで見逃しているんだなと痛感。そして、その間に手の届かない株価に……(泣)。さらに絞り込み、年内にいくつかは買いたいなと思っています。今からSBI証券のポートフォリオに入れ、買いチャンスを待ちます。ここしばらくの私の四季報通読選出銘柄はパフォーマンスが不調なので、焦ることはないと思っているのですが(汗)。

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時間を大切にするならどんな投資がいいのか

 私はインデックス投資家さんのブログやツイートが好きで、ついつい見てしまいます。自分がそんなに売買が上手でなく元手をできるだけ確保するスタイルで何とかそこそこの資産になってきたこともあり、それならばいっそ経済の成長に自分の資金をゆだねてしまうという、投資にかける時間をできるだけミニマムにするインデックス投資の発想がとてもいいと思っています。たまに「インデックス投資家はブログを更新したり、手数料を調べたりちっともほったらかしじゃない」という突っ込みをする人もいますが、ブログ更新は趣味の問題だし、手数料の低い投資先を選ぶことが自分でパフォーマンスを左右する唯一の手段なのですから、そりゃあ調べるでしょう。どう考えたって個別株を調べたり株価をチェックする個別株投資家に比べたら、インデックス投資家さんの投資にかけている時間の方が少ないはずです。

 ただし、個別株投資であろうとインデックス投資であろうと、投資をスタートして軌道に乗るまでは、それなりに勉強するはずです。何より、投資対象にふさわしい個別株に行きついて投資をした効果(=パフォーマンス)はそれなりに絶大であり、かけた時間に対する効果は大きいと思います。同じ金額に到達するにしても元手が少なく済むということは、元本を稼ぐのにかかる時間も少なくて済むということになり、投資元本を稼ぐ時間も考慮すれば、投資に賭けるトータルの時間はさらに減少します。パフォーマンスをそれなりに上げられる実力がある方が運用するならば、個別株投資はそれなりに時間対効果は高い気がします(あくまで個人の感想で、検証したわけではありません)。逆に上手く行かなかったらお金をかけた時間つぶしになってしまうだけですが……それならば、マーケット全体にゆだねた方が時間をかけなくて済む、というのがざっくりではありますがインデックス投資の考え方でしょう。

 何度も書いていますけど、勘違いしてはいけない事として、個別株投資のパフォーマンスが良く見えるのは、世の中にネット上やマスコミで公開されるパフォーマンスは上手く行っている人たちばかりだからという点です。大多数の個別株投資家は上手く行かずに撤退していくとのことですから、個別株投資家のトータルのパフォーマンスはマイナスの可能性が高いです。もちろん、その大きな原因は個別株投資で資産を形成できるノウハウを得る機会がなかったからでしょう。もっとも、日本中の人が賢明な投資家になったら、逆に自分がそれなりのパフォーマンスを上げることができたかは怪しいところですが(笑)。
 その点、インデックス投資を正しく理解していれば個別株投資ほどのリスクはないと思うのですが、リーマンショック時は個別株投資に負けず多くの人が撤退したとのことなので、それなりに難しさを内包していると言えるでしょう。ちなみに、私はリーマンショック時には自分も大分やられましたが、自分に株式投資のことを丁寧に教えて下さった方が撤退しました(涙)。

 話がずれましたが、個別株投資もインデックス投資も、手法を理解するまではそれなりに勉強時間が必要ですし、投資を実際に始めてからも完全にほったらかすわけにはいきません。つまり、時間との比較で投資手段を決めるのは無理があり、自分に向いている投資は何かによって手法を選ぶことになると思います。

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2593伊藤園 4Q

 レビューが大分遅くなりましたが2593伊藤園から「平成29年4月期  決算短信〔日本基準〕(連結)」が6月1日付でリリースされ、決算説明会資料もアップされています。売上は伸びていますが、為替差損の発生その他で純利益は減益となりました。しかし、最近株価が好調だなと思っていたら、自己株式の取得をしているのですね。決算当日に「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 」がリリースされていました。現在発表されている「中長期経営計画」によると、2022年4月期には連結売上高6000億円を達成するはずですが、当てにしてよいのかどうか……。

【2593伊藤園:配当金の推移】
年(和暦)月 普通株/優先株
2009(H21)/4 38.00/48.00
2010(H22)/4 38.00/48.00
2011(H23)/4 38.00/48.00
2012(H24)/4 38.00/48.00
2013(H25)/4 38.00/48.00
2014(H26)/4 39.00/49.00
2015(H27)/4 40.00/50.00
2016(H28)/4 40.00/50.00
2017(H29)/4 40.00/50.00
2018(H30)/4 40.00/50.00
2018(H31)/4 40.00予/50.00予

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7164全国保証について

 マイポートフォリオの主力である7164全国保証より優待のクオカード5000円分が届きました。
20180617 全国保証の優待.jpg

 全国保証を新規買いした時の記事を見ていただければわかるとおりですが、提携先の金融機関が住宅ローン契約をした際の保証料を主な収入源とし、貸倒が発生した際は銀行にローン残高を支払って残債の回収に努めます。貸倒率に見合った保証料を設定すれば、契約さえ継続的にとることができれば基本的に赤字になることはない鉄板ビジネスです。
 私は保証債務残高はさほど注視せず、将来の保証料収入に直結する長期前受収益の推移を確認します。景気の後退や災害などで貸倒が急増した際のリスクがありますが、東日本大震災の際も翌年度に債務保証損失引当金の戻入が生じたくらいですので、私はあまり心配していません。
 魅力的な優待と、昨今では珍しく総会に出席すると御土産がもらえるそうで、期末一日株主も多いようです。買い煽るつもりはありませんが、それほど割高でもないですし、毎年増配もしていますので、中長期の投資対象としてそれなりに魅力はあると思うのですが、あまり人気はありませんね(笑)。

(追記)
 参考までに、ツイッターで呟いたのですが、震災前後の営業利益の推移です。これが今後も100%あてはまるとは言いきれませんが、おそらく市場参加者が想像しているのは大幅減益とか、むしろ赤字になるとかそれくらいのレベルではないでしょうか。

2010/3 47億
2011/3 52億
2012/3 48億(震災の年度)
2013/3 107億

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2915ケンコーマヨネーズの優待

 今年も届いた2195ケンコーマヨネーズの優待。
20170603-1.jpg
 みきまるさんのブログで知り、2010年12月から保有しているので、今回で優待をもらうのは8回目なのですが、優待が届くたびに最低単元の100株しかもっていないことを後悔します。

20180616 ケンコーマヨ.gif

 うぅ、マヨネーズなのに、マヨネーズなのに……。
 なぜ、ワンランク上の優待をもらうべく1000株買わなかったのか……。

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4345シーティーエス 9年半で株価約50倍

4345シーティーエス 8年で株価約15倍
4345シーティーエス 8年半で株価28倍
4345シーティーエス 9年で株価約40倍

 主力銘柄である4345シーティーエスが、2008年11月18日につけた70504円(分割を考慮すると22円)から、ついに約50倍の終値1102円をつけました。ちなみに私の平均買い単価は底値から約3倍の63円でしたが、それでも17倍以上になりました。

20180614 シーティーエスチャート

「全部SMSにつぎ込んでおけばもっと短い年数で20倍になったのに……」なんて思っていません。

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生活防衛資金

 生活防衛資金についてはいろいろと考え方があると思います。
 もともとは木村剛著「投資戦略の発想法」(講談社刊)の中で著者が提唱されていたそうですが、私の中では「災害や解雇・長期休業など収入が途絶える事態になっても、投資資金に頼らず1~2年間生活が維持できる資金を普通預金として用意しておく」という考え方でやっています。
「いざとなったら保有株を売ればいい」「カードがあるだろう」「災害時は投資資金だけでなく預金もおろせなくなるだろう」と考える方もいると思います。しかし、災害発生時にネットに接続できなければ保有株を売ることもできないし、現金輸送車がストップしてしまうでしょうからカードでキャッシングができるとも思えません。しかし、例えば震災の発生時などは、一定の範囲で銀行が預金の引き出しに応じてくれていますので、比較的メジャーな銀行の普通預金にしておくのが賢明だと考えています。その銀行に自分がたどり着けないような事態になればもう諦めるしかありませんが……。
 生活防衛資金を確保すれば、資金効率が下がるのは確かです。実際、私も投資を始めた頃は同様の考えでしたので、預金をほとんど持たずにひたすら証券口座にお金を入れていきました。しかし、一定額の普通預金を確保しようと考えてからは、生活防衛資金を普通預金に積み立てながら投資用資金を入金しています。
 資産が大きくなってくると、保有する全ての資産に対する生活防衛資金の割合は小さくなり、資金効率の影響も軽微になって行きます。私は緊急時にカードでキャッシングしたり証券口座内の株を解約したりといったことを冷静にできる自信がないので、一定額の普通預金を持つことで安心を確保します。

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7533グリーンクロス 4Q

 7533グリーンクロスより「平成30年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」がリリースされています。概ね予想数値に近いところで着地しました。スローペースながら利益を伸ばしているので、できれば配当ももう一声伸ばして欲しいところです。

項目/売上/営業/経常/純利益
1Q実/3467/167/172/101
2Q予/6736/473/479/288
2Q実/7139/489/495/304
3Q実/10878/837/847/532
4Q予/14270/1202/1216/759
4Q実/14653/1173/1185/760

(前年度)
1Q実/2970/162/161/90
2Q予/5598/384/397/254
2Q修/6361/466/464/270
2Q実/6361/466/464/270
3Q実/9845/828/835/511
4Q予/12049/1076/1092/723
4Q修/13398/1165/1175/732
4Q実/13398/1165/1175/732

【7553グリーンクロス 配当金の推移】
2007(H19)/4 16.00
2008(H20)/4 19.00
2009(H21)/4 19.00
2010(H22)/4 21.00
2011(H23)/4 21.00
2012(H24)/4 25.00
2013(H25)/4 22.00
2014(H26)/4 36.00
2015(H27)/4 42.00
2016(H28)/4 45.00
2017(H29)/4 46.00
2018(H30)/4 47.00
2019(H31)/4 47.00予

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元手がいくらであろうと億達成すれば億り人

 タイトルがタイトルなので反感を持たれる方もいるかもしれませんが、異なる意見の方に喧嘩を売っているわけではなく、自分はこう考えているというだけですのでどうぞお手柔らかに。

 私は配当金収入で経済的独立を達成することを目標に投資を続けてきたので、1億円という金額には特にこだわりを持ちませんでしたが、それでも2013年に1億円を達成した時にはとても嬉しかったのを覚えています。高配当株のポートフォリオというわけではなかったので、その年の配当金収入はやっと100万円を超えた程度で、とても経済的独立を果たす金額ではありませんでしたが、時価1億円分の保有銘柄を高配当株に乗り換えれば大人1人が生きていくのに必要な配当金を得られるわけですから、目標は半分達成したも同然です。後は今まで通り資金の追加をしながら、保有銘柄の増配とともに受取配当金がまずは大人一人、その先には家族全員が幸せに暮らしていくだけの配当を得られる事を目標として、今も投資を続けています。

 さて、本題に戻りますが、私は本業を頑張り無理のない節約をして捻出した数千万円の元手を運用で増やしたわけなので、それほど株式の売買技術が優れていたわけではありません。以前、あるインデックス投資家の方が億を達成した際に、「ほとんどが運用益ではなく積立で賄っているのだからそれは億り人とはいえない」と批判した人もいました。
 しかし、それは当人にとってみれば余計なお世話で、インデックス投資はそもそも期待リターンが数%であることを前提にやっていると思いますし、私も運用能力が低いのをカバーするためにできるだけ元本確保に努めました。人それぞれ得手不得手があるので、その不得手が運用ならば、元本の調達に力を注げば良いだけです。そのインデックス投資家さんもご自身のブログで大学・大学院で専門分野を極めてしっかりとした企業に就職し「比較的高い給与を会社から頂けている」と書かれています。私は学歴や専門知識がないので比較的低い給与だったのを普通並みの給与になるよう頑張りました。

 個人投資家にとって、投資は資金運用能力を競うものではなく、経済的な面で幸せになるための手段の一つだと思います。ネット上には投資に対する様々な考え方が飛び交いますが、私はそういう考えもあるのかと受け入れて、自分に合ったやり方を探すだけです。正解は後にならないとわかりませんので。

 最後に、いつも書いていることですが、私は投資方針なんていつでも平気で変えます。何と言っても、今のやり方が間違っているかもしれないし、一度決めた方針を貫くことが利益につながるとは思いませんので。ただし、思いつきで何かやると大概損をすることは経験上確かなようです(笑)。変えないのは目標だけで、投資を通じて経済的独立を果たすことです。

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種銭稼ぎあれこれ

 投資でどうしても必要になってくるのが種銭、すなわち元手です。
 あっという間に10倍20倍になる株を見つけられるか、トレード力があるならともかく、私はそれほど売買が上手いわけではないと思っていたので、とにかく元手を貯めることを考えました。基本は「収入を増やし、支出を減らす」事です。どちらかでも良いと思いますが、両方実施すれば効果は倍です。

 ここからは私の個性の部分だと思いますが、収入を増やす面に関しては本業に注力し、収入源を増やすことはしませんでした。私自身は職場での評価はそれほど高くなく、昇進も昇給も平均程度でした。実際、ある取材で収入のことを聞かれ、「え、そんなに年収が少なかったのに種銭をxx円も貯めたのですか?」と聞かれたくらいです(笑)。
 私は職場のほとんどの人が諦めていた職場環境の改善を時間をかけて進めた結果、労働生産性が明らかに上昇し、その成果が認められて昇給につながりました。投資を始めた頃、職場の人は自分のスキルを磨き、自分ができる人になることを考えていました。一方私はそういう努力を怠りましたが、オフィスのレイアウトに着目して、出来ない人がやる気を出し、できる人はさらに仕事をやり易くすることを考えました。数字として結果が出れば、それを認めざるを得ませんから、私の給料が上がったというわけです。
 こういう形での収入増が多くの人に可能かどうかは難しいところですが、考え方は完全にバリュー投資と一緒でした。人が目を付けないところにチャンスがあるという考え方を持ち込んだ結果です。

 一方で、節約は保険の見直しとか、家の電球を一気にLEDに替えるとか、車は燃費で選ぶとか、スタートしてしまえばほとんど意識せずにできることから手を付けました。決して安くない無印良品とか好きなので、私は節約志向がないことは明らかです。そこで、意識しないとできない事は極力手をつけなかったのです。

 投資も種銭稼ぎも自分の性格に合ったやり方を選んだほうが継続しやすく、長年では成果が表れやすいと思います。

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プロフィール

vis2004tachikawa

Author:vis2004tachikawa
個人投資家の立川一(たちかわ はじめ)です。
投資スタイルはバリュー投資からスタートし、最近はグロース投資に軸足を置いています。受取配当金の増加を重視し、良いビジネスを持ちキャッシュの創出能力のある銘柄に投資していきたいと考えています。結果として資産も緩やかに増加すると理想的です。日々の株価に、四半期決算に大いに一喜一憂します。基本的に短視眼的なのです。そんな自分の気持ちに正直に、でも投資はゆるやかに進めて、経済的・精神的に豊かな人生を目指します。投資をしながら「資金管理も含め自分が継続可能で長い時間軸で考えて勝ち続けることのできる手法を取っているかどうか」を常に確認します。
どうぞよろしくお願いします。

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